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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

それからたまに一緒に帰ったり、朝一緒に行ったりする日が続いた

璃奈

新学期には慣れました?

凪 誠士郎

うんまぁ慣れたよ

凪 誠士郎

そっちは?

璃奈

学校の方に関しては全然大丈夫なんですけど

璃奈

他に悩みの種がありまして、それ以外はいい感じです。

凪 誠士郎

悩みの種?

璃奈

ええまぁうちの家族は少々特殊でして

凪 誠士郎

特殊?

璃奈

また今度会った時に、学校頑張ってください

凪 誠士郎

あっうん

凪 誠士郎

(なんだったんだろ?)

璃奈

(悩み、それはあの長男の一言だ)

璃奈

なんで私の家にいるんですか?

長男

父さんが買った家だろ?

長男

すなわち俺の家だ

璃奈

(この男は頭がおかしいんじゃないか?)

璃奈

(25にもなって、平日に妹の家に無断で来るとは)

長男

どうせお前はこの家の子じゃねぇんだから

璃奈

それはどう意味ですか?

璃奈

(私のことを嘲笑ってるの?正妻の子じゃないから?)

長男

どうも何もお前だけ父さんと血が繋がってないんだから

璃奈

はぁ!?

璃奈

それどういうこと

長男

おっとこれ以上言ったら父さんに怒られるからな

璃奈

真実は?

長男

やだからこれ以上言えないって言ったんだろ?

璃奈

いえないなら出て行ってくれる?

長男

はいはい

璃奈

(あれはどういう意味なんだろ?)

璃奈

(私はあの父親と血縁関係では無いってこと?)

璃奈

(じゃあなんで私はあの家の子供ということになってるの?)

璃奈

(養子?)

璃奈

(いや私は別に必要ないはず)

璃奈

(確かに似てなかった)

璃奈

(誰とも)

璃奈

(この紫の瞳と紫の髪)

璃奈

(母がそうなんだろうと思っていた)

璃奈

(もしかしたらあいつの言っていることは正しいのかもしれない)

璃奈

(でも言えない?どんなことが私に隠されているの?)

私は誰?あなたも誰?

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