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今日もスマホを手に取る。 でも、今日の彼女は何処か様子が違った。
奏
急な感謝を切り出す彼女。
マイキー
三ツ谷
それに反応する東卍のメンバー。 彼女がいつもとどこか違うのは分かっている様だ。
奏
そんな中、彼女は反応など気にしないように言葉を打ちこみ始める。
ドラケン
彼女はいつも、「私」を使っていた。 これだけで、もう彼女が普通ではないことを皆悟る。
奏
マイキー
普通はそんな反応をするだろう。
千冬
でも、その中でただ一人、言葉の意味が分かった人物、松野千冬が居た。 たまたま、最近この曲を聞いて歌詞を覚えていたのだ。
奏
三ツ谷
意味が分からないだろう。 ははは。
奏
場地
普通じゃないよ。 あぁ…、もうちょっと一緒に居たかったな。
奏
千冬
千冬は完全に気付いてるみたいだね。
千冬
応答なし
千冬
応答なし
マイキー
ドラケン
そりゃ、困惑するでしょ。 私が虐待されてるの、知ってるの千冬だけだし。
奏
三ツ谷
天国、どんな感じなんだろうな。 あ、でも、皆のこと置いて行っちゃうから地獄かも。
奏
場地
マイキー
ようやく皆も気づいたみたいだね。 ごめんね。
奏
三ツ谷
ごめん。
奏
ドラケン
ごめんってば。
奏
場地
マイキー
応答なし
マイキー
応答なし
マイキー
応答なし
マイキー
本当だよ。 いつだって、君たちの存在は私を救ってた。
奏
マイキー
奏
マイキー
あはは、ありがとうね。 でも、無理だよ。 ごめん。
奏
あれ、歌詞変えちゃったよ。
奏
教えるつもり、なかったんだけどなぁ。
マイキー
マイキーのそのメッセージを最後に、会話は途切れた。
後ろにある扉が開く。
千冬
千冬が居た。
千冬
奏
千冬
奏
そのまま、千冬は私を抱きしめる。
千冬
千冬
そう千冬は言い切り、顔を上げる。 あの可愛い顔は、涙でぐしゃぐしゃになっていた。
ギィ……
後ろにあった扉が開く。 その扉から、マイキー、ドラケン、三ツ谷、場地。 いつものメンバーが顔を出す。
私を抱きしめている千冬に驚きつつも、一人一人声をかけてくれる。
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
そう言った三ツ谷の顔も涙でぐしゃぐしゃで。
奏
マイキー
マイキー
綺麗な顔から大粒の涙をぽろぽろと流しながら言う。
奏
ドラケン
涙で何も言えなくなっているようだった。
奏
場地
場地
場地
涙こそ流れていなかったものの、どこか必死な表情で言う。
奏
千冬
皆、心配かけてごめんね。 でももう、大丈夫だよ。
奏
そう言った彼女の顔は晴れ晴れとしていて、見ているこっちまで浄化されるようだった。
千冬
奏
千冬
奏
千冬
私ははぁ、とため息を一つ吐く。
奏
作者
作者
作者
マイキー
三ツ谷
作者
作者
千冬
奏
場地
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