主
今回も今回で続きです!
地雷の方は回れ右! 通報禁止!!
主
それではどぞ!
〜大学のトイレ〜
💗
(はぁ〜)
鏡に映る俺はひどい顔だった。
💗
(もう何も活力わかね〜)
モブA
な〜知ってる?
モブB
何が?
モブA
あいつだよあいつ。
モブB
あっ💙のことな。
💗
(ピク!)
モブA
あいつ最近彼女できたって言ってたやん
モブB
うん。
モブA
あれ家庭のしきたりで
モブA
18歳になると女と付き合って
モブA
20歳には結婚
モブA
そうゆうルールなんだって
モブB
へ〜めんどくせっ
モブB
俺そうゆうの嫌いだわ〜
モブA
な〜
💗
(は?そんなことアイツから一言も聞いたことねーぞ…)
🧡
えっ知んなかったん?
💜
お前ならてっきり知ってるって思ってたわ。
💗
は?知ってたのかよ。
🧡
知ってたもなんも
🧡
💙ちゃん自分から
🧡
「いや〜ね、僕ね〜家のルールで20歳には結婚することになってるんだよ〜」
🧡
って
💜
あっそうそう俺もそんな感じで言われた。
💗
俺そのこと一言も言われてない…
🧡
まっあれやろうな〜
🧡
「大切な人ほど知られたくないこと」ってやつだろうな〜
💜
そうゆうのあるよね…
🧡
な〜に💜俺になんか隠してんの?
💜
イッイヤ別に…
💗
(大切な人ほど隠したいこと……)
💗
(ん?あいつあの電話のときずいぶん鼻声じゃなかったか?)
💗
(しかもずいぶん切羽詰まっていたような……)
💗
あっごめん俺帰るわ!!!
🧡
あっうんわかった!
💜
なんだあいつう○こか?
🧡
そんなこと言うんじゃないよ。
💗
(アイツ嘘つくとき早とちりするんだ…)
💗
早く行ってやらねーと!
ピンポーン
💙
はい……
💗
おいっ💙か?
💙
なにどうしたの?
💗
お前俺に言ってないことあるだろ!!
💙
ないよそんなの……
💙
てかそんなところであれだし家の中入りなよ。
💗
……………
💙
……………
💗
おっおいなんか言え…
💙
ごめん僕もう💗くんとは一生会えないかも…
💗
えっなんで?
💙
もうその感じだと知ってるよね……
💗
うっうん……
💙
僕20歳にはもう結婚するから。
💙
結構遠くのところに行くんだ……
💗
それでも会いに行くよ…それでまたゲームしようぜ…
💙
うるさい…
💗
え?
💙
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい…………
💙
もううるさいいんだよ!!!
💙
僕の気持ちも知らないくせに!!
💙
もう…ほっといて……
💙の目からは涙が滴っていた。
💙
僕さ💗くんのことが好きなんだ……
💗
エッ俺はだって💙のことが好きっ!
💙
ちがくて…
💙
ふっ本当💗くんって自分に対する好意には鈍いよね……
💗
えっそれって……
💙
そうだよ…僕💗くんのことが好きなんだ。
💗
それってそうゆう意味で?
💙
そうゆう意味でってなに?
💙
僕は本気で💗くんを「恋人」として好きだったんだ……
💙
あ〜あ!ほんと隠すの大変だったよ。
💙
💗くんたら僕が💗くんのことが好きって知らないからって
💙
平気で間接キスとかしてくるんだもん。
💙
もしかしたら…もしかしたら…💗くんも僕のこと好きなのかなって淡い期待も抱いてた……
💙
そんなことないってわかってるのに…わかってるのに
💙
💗くんがそうゆうことしてくるから。
💙
でも…これっていい機会かも!
💙
これできっぱりと💗くんのことを忘れられるなら……
💗
俺は…俺は…
💗
💙に俺のことを忘れてほしくない……
💙
えっ…
💗
俺も💙との日々を忘れたことも忘れたくもない!
💗
あの毎日バカみたいにゲームをした日々を…
💙
それもっと早く言ってほしかったなー。
その日を最後に俺らは会うことがなくなった。
それから数カ月も経たないうちに💙は引っ越した
俺らの「糸」を繋げづに。