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幸せの春花。

第9話 - # 捌、息苦しさ

1,220

2025年12月09日

#prak

#ammz

#二次創作

#ご本人様には関係ありません

Marin

地雷さん 🔙 ご本人様には関係ありません。 start

緑

行きたいところや欲しいものはあるか？

蒲公英の青年は本当に困る。欲しいものなんて、こんなに思いつかないのだろうか。

黄

い、いぇ … ｯ、特にはｯ、

そうか、と翡翠の青年は考え込む。どうしよう、困らせちゃったかな … と蒲公英の青年が申し訳なく思っていると、

なら、と翡翠の青年が呟く。

緑

俺の買い物に付き合ってもらっていいか？

蒲公英の青年が頷いたのを確認すると、 2人は最初の店へと向かった。

店に入ると、沢山の種類の着物が飾られていた。

黄

すごいｯ …

蒲公英の青年の様子に、翡翠の青年が顔を綻ばせる。

と、そこへ躑躅の女性が奥の方から現れる。

桃

あ、ぷりっつさんｯ、

桃

遅いですよ ~ ｯ？

待ちくたびれちゃいました、と躑躅の女性は翡翠の青年と親しく話している。

ふと、蒲公英の青年と躑躅の女性の目が合う。躑躅の女性は、驚いた顔をすると、翡翠の青年に問う。

桃

まさか噂の婚約者さんですか？

また噂か … と、翡翠の青年は呟きながら頷く。

その途端、躑躅の女性の顔が明るくなり、だからあんなにと言いかける。

すると、翡翠の青年は躑躅の女性の口を塞ぎ、首を横に振る。

蒲公英の青年が、首を傾げる中、躑躅の女性はなにかを察し、押し黙る。

桃

… じゃぁ、ぷりっつさんは奥に来てくださいｯ！

翡翠の青年は頷くと、蒲公英の青年に手招きをする。

どうしました、と蒲公英の青年は歩み寄る。

緑

少し、一人で待っててくれるか？

緑

奥の方へ行かないといけなくてな。

大丈夫です、と蒲公英の青年が頷くと、翡翠の青年は踵を返し、躑躅の女性と共に店の奥へと行ってしまった。

蒲公英の青年は、店内を見て回る。初めてのお出かけに、少しはしゃいでしまっている。

黄

ぁ … これ、

蒲公英の青年は 1つの着物が目に止まった。

翡翠色の布に金色の春花がえがかれている。蒲公英の青年は思った。翡翠の青年にとても似合うと。

蒲公英の青年はその着物に夢中で、後からの来客に気づいていなかった。

はｯ … お前、

蒲公英の青年は、その声に身体をびくりと震わせ、振り向く。

声の主を見た瞬間、蒲公英の青年は息苦しさを覚えた。

桃

いやぁ … 驚きましたよ、

桃

まさか、あの噂の婚約者を連れてくるなんて、

ぷりっつさん、やっとですか、と躑躅の女性は心底安心したような顔をする。

緑

余計なお世話だｯ、

ところで頼んでいたものは、と翡翠の青年は問う。

桃

数着は仕立てておきましたよ。

と、翡翠の青年の目の前に並べる。それと、と躑躅の女性は何かを取り出し、頼まれていたものです、と翡翠の青年へ手渡す。

翡翠の青年が受け取ると、躑躅の女性は晃さんは愛されてますね、と言う。

緑

なｯ、… 別に、これに深い意味は無いからなｯ？

と、翡翠の青年は少し赤くし焦って否定する。

桃

分かってますよ、笑

と笑いながら言う躑躅の女性。その様子に、翡翠の青年は少し照れくさそうに首に手を添えた。

桃

神柴那菜（かみしばな ~ な）龍紀の知り合い。 ※ 本編表記→ 躑躅の女性

※ 難しい漢字読み方躑躅 (つつじ)

少しお知らせ謝罪です。 ※ 見なくてもいい方は 2回タップ又は飛ばしてください。

あるコメントを頂きました。「プリ小説に似たような作品があるんですが大丈夫でしょうか。」※一部要約このことについて、まず私はパクリをしているつもりはありません。あくまで、参考としていました。ですが、それを書いていなかったりしてしまい、不快な思いをさせてしまった方もいらっしゃるかもしれません。本当に申し訳ございませんでした 🙇🏻‍♀️՞ コメントありがとうございます。これからはもし参考した作品がございましたら、しっかり書いていこうと思います。本当にすみませんでした。もし、また何かこれ大丈夫なのかなと気になる点などございましたら、お気軽にコメントしてくれて大丈夫です。改善できるように頑張ります。✨ ただ、批判コメントなどは控えていただきますようお願いします 🙇🏻‍♀️՞ 長文失礼いたしました。

『参考作品』「月影、金花に誓いを。」

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