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コメント
0件
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......
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このタイミングで風邪か...（笑
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そう呟きながら辛うじてスマホを手に取る
初兎ちゃんに連絡しなきゃ
【風邪ひいたから学校行けない💦ごめんねm(._.)m】
僕流の絵文字を付けて送信する
朝早くだったからかすぐに既読が付いた
【まじか！？ゆっくり休んどき💦お見舞い行きたいけど部活あるから行けんでごめんな😿】
【初兎がスタンプを送信しました】
可愛らしいスタンプを付けて優しい文章が返ってくる
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僕は必死に体を動かしてリビングへ向かった
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リビングに来るまででも一苦労だった
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冷蔵庫の中身を確認する
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僕が風邪をひくことは滅多にない
しかも普段スポーツとかしないものだから
当たり前にそんなものは無い
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救急箱の中を漁り体温計を出す
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ソファーに寝転がり
体温計が鳴るのを待つ
ﾋﾟﾋﾟｯ ﾋﾟﾋﾟｯ
寝かけていたが体温計の音でまた目を覚ます
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思った以上に高かった
今日は安静にして早く治そう
そう思った瞬間少し安心して眠りについた
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
目が覚めたのは玄関のチャイムに気付いた時
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初兎ちゃんがお見舞いに来てくれたのかな....
寝ぼけたまま僕は玄関に向かう
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寝起きだからもあるが頭がズキズキする
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変な返事をしながらドアを開ける
初兎ちゃんだと思って油断していた
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一瞬で目が覚めた
目の前に居たのは
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りうちゃんだった
そうだ、そうだった
初兎ちゃん今日お見舞い来れないって言ってた
いやいや、そんなこと考えている場合じゃない
昨日喧嘩っぽい雰囲気なったよね...!?
それで今日来れるとかどんだけ度胸あんの....
もしかして不良にとったら喧嘩の"け"の字もない感じ!?
不良ってこわ~...
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え、帰らないの!?
帰ってよ!!
そりゃあ 「良かったら中入る？」
とか言いたいけど！
昨日あれじゃあ言えないよ....
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正直熱がまだ有るかとか無いかとか分かんない
だってさっき起きたし
そしたら
おでこに冷たい感覚が走った
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理解するのに数秒かかった
冷たい感覚の正体はりうちゃんの手だった
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いや別の方法あるでしょ！
と、突っ込みたいところだが我慢した
なんだろうな...
きっとまだ嫌われたくないんだよね... （ 笑
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