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○○
誰かが私を見下ろしている
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
昨日のアレは幻だったのだろうか
そう思ってしまうほど 紫耀の態度は昨日と違った
紫耀
紫耀が抱き着いてくる
紫耀
○○
紫耀
紫耀
紫耀
少し声色が変わる
○○
紫耀
紫耀
紫耀
紫耀
○○
紫耀
紫耀
ニヤリと不敵な笑みを 浮かべる紫耀だが その目は笑っていなかった
紫耀がおかしい
目の前にいる紫耀が 紫耀じゃないような 気がする。
なんで私を縛り付けるの?
なんで態度が急変するの?
驚いてベッドを出ようとすると 腕を掴まれた
紫耀
○○
紫耀
○○
○○
紫耀
紫耀
紫耀
紫耀
腕を引き寄せられ、 そのままベッドへ押し倒される
○○
○○
紫耀
紫耀
紫耀
なぜだか悲しく聞こえる声
○○
紫耀が私の首元に唇を当てる
○○
紫耀
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
紫耀
○○
紫耀
紫耀
そうやって、本気なのか 冗談なのかわからないことを
曇りない笑顔で言うから
あなたがわからない
あなたに惑わされて、 結局流される
┈┈┈┈┈
○○
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
紫耀
紫耀
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
紫耀
○○
紫耀
紫耀
○○
廉の連絡先を消した
紫耀
○○
紫耀
紫耀
紫耀の感情が 籠っているのかいないのか 人の気が感じられない 冷たくて生あたたかい目を見て
そのときわかった
私は紫耀に 縛られてるんじゃなくて
操られているんだと
これは束縛なんかじゃない
もう紫耀は狂ってる
それは、多分私も
紫耀
紫耀
いつもと同じように 紫耀を送り出し
○○
紫耀
紫耀
○○
紫耀
○○
○○
紫耀
ガチャっ
紫耀が行ったら
いつも通り家で過ごす、 ずっと
食べ物は紫耀が買うし、 スマホもある 不自由なことなんてない
この生活から抜け出そうなんて 考えもしない私は
相当おかしくなっちゃってる
これが日常になったのは いつからだっけ?
きっと、あの同窓会の日から 私たちの歯車は狂ったんだ
紫耀に溺れて、
この生活にも溺れてる私
これはきっと、監禁だし 私が通報したら紫耀だって 多分捕まっちゃう
でも私にスマホを 持たせてるから 紫耀にはわかってるんだ
私は通報するなんていう 勇気もない、それに 心の底から紫耀を 愛してるということ。
ピンポーン
忘れ物でもしたのかと思い
愛しい人を迎えるため
笑顔でドアを開けた
○○
廉
○○
そこには愛しい人の姿ではなく
汗をかいて、いかにも 私を探していたかのような人
廉
この部屋から 出ようというの?
○○
廉
廉
その瞬間、腕を掴まれ
私は裸足のまま
2年ぶりに外へ出たのだった。