るな
うわぁぁぁんッッ!
るな
ひッぐ、、、ここ、どこぉッ!
あの日、私は親に捨てられた。
理由は単純にお金がないから。
るな
おかあさんッ!おとおさんッ!
幼かった私はただ、泣くしかなかった。
そんな時、彼は手を差し伸べてくれた。
うり
君、大丈夫?
るな
へ、、、?
うり
ごめんね、怪しい格好で。
るな
だれ、、、?
うり
俺?うりだよ。
るな
うり、さん?
うり
そう!
うり
それで、君は迷子?
るな
、、、すてられた。
うり
そう、、、怖かったね。
うり
もう大丈夫。
るな
、、、?
優しかった。 魔族とは思えないほど。
うり
今日からここが君の部屋だよ。
るな
わぁっ!
うり
ところで、名前は?
るな
、、、わかんない、、、
うり
そっか、、、じゃあ、るな!どう?可愛いんじゃない?
るな
!るな!かわいい!
うり
今日から、俺らは家族だよ。