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雪乃

じゃあ、気をつけてね

そう言って彼女は、

雪乃は一歩前に踏みだした

ーーー

拓真

って...聞いてる?

悠斗

え?あ〜、うん

悠斗絶対聞いてなかったよ笑

雪乃

またボーッとしてたの?

悠斗

あれ、なんか...

何かを見ていたような

拓真

悠斗

いや...なんでもない

雪乃

変なの〜

いや、コイツにだけは言われたくない

拓真

雪乃にだけは変って言われたくないな笑

悠斗

ほんとだよ

確かにね笑

雪乃

え?!なんでよ!!

「どう考えても日頃の行いのせいだろ」

喉元まで出かかった その言葉を飲み込んで

俺は何事も無かったように話しをした

悠斗

ていうか、今日はなにするんだ?

拓真

最近なんもやってないしな

雪乃

部長!今日は何をしますか!

俺達は【ひつまぶし部】という 部活に所属している。

ひつまぶしに関することは 何もしていない。

由来が気になる所だが 雪乃が感覚で付けたので 理由は本当にわからない。

う〜ん、特にやりたいこととかないなぁ

悠斗

この部活も今日で廃部か〜...

雪乃

え?!そうなの?!

拓真

色々あったが、いい思い出だったよ

ちょっと!

することないからって勝手に廃部にしないでよ〜!!

雪乃

あ、そういうこと?!
びっくりした〜笑

拓真

あ、じゃあさ

嫌な予感がする

拓真

肝試しとかしようぜ!

あぁやっぱり

え?!また???

雪乃

飽きたよ〜

拓真

いやいや!この町に心霊スポットなんて腐るほどあるだろ!

悠斗

...

いつも気だるげなくせに こういう時だけ目を輝かせる

ホラーのなにが拓真を ここまでさせるのだろう

悠斗

学校の近くの心スポなら全部行っただろ

そうだよ〜

拓真

もう少し遠くに行けばあるって!

雪乃

歩くの〜?

悠斗

面倒くさいな

拓真

お前らはもう少し歩け不健康が

別に歩こうと思えば歩ける

というか不健康では無い。 少し寝不足なだけだ

...あれ、なんで寝不足なんだっけ

あ、じゃあさ!

学校ですればいいんだよ!!

悠斗

...はあ?!

突然の事で一瞬思考が停止したぞ

雪乃

夜の学校ってこと?

拓真

いや、入れないだろ

ふっふっふ

君たち、なにか気づかないかね!

悠斗

...あ

言い方が悪いが、この学校は ものすごくボロい

そのため、昇降口の鍵がかからないのだ

悠斗くん、その通りさ

悠斗

お前...ただでさえ成績悪いのにバレたら留年するんじゃないか?

バレなきゃ犯罪じゃないんだよ

...もう知らん

拓真

でもなぁ、普通に忍び込むのは飽きたんだよな

雪乃

行ったことなんてあったっけ?

拓真

中学校時代アホほどやったからな

ここに正常なヤツは俺しか居ないのか

雪乃

じゃあさ!!

雪乃

儀式しよ!儀式!

俺しかいないようだ

呪いの儀式的な?

拓真

いいじゃん!

悠斗

貴様ら正気か?

拓真

夜までに調べとくわ

悠斗

行くの今日かよ...

じゃあ詳細はRINEで

雪乃

はーい

拓真

了解〜

悠斗

まじか

雪乃

遅いな〜

悠斗

言い出しっぺがなんで遅れて来るんだよ

 約束の時間は19時

現在の時刻は19:12だ

ごめーん!!おくれた!

ってあれ?拓真は?

悠斗

おせーよ

雪乃

まだいないよ

なんでコイツはこんなに余裕なんだ?

遅刻してるんだぞ

悠斗

...拓真もうすぐつくってさ

雪乃

来れない訳じゃなくて良かったね

拓真

おまたせ〜

拓真

待った?

悠斗

待った。12分遅れてる

遅いよ!

お前は拓真を責められないだろう...

拓真

お前ら分かってねぇなぁ

悠斗

は?

拓真

そこは「待ってないよ」って言うところだろ

...置いていこうか

悠斗

そうだな

雪乃

うん...

拓真

おい待て、俺が居なきゃ始まらないだろ

悠斗

...んで、儀式とやらは何をするんだ?

拓真

それは

雪乃

うんうん!

拓真

屋上にでてからのお楽しみ♡

...死ねよ

悠斗

殺すぞ

つい本音を零してしまったが 信頼しているからこそのことだ

きっと許してくれるだろう

拓真

酷い!なぁ雪乃〜、雪乃はそんなこと言わないもんな

雪乃

え?うん何が?

拓真

...行こうか

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