かんさいの紅一点はツンデレ少女でした。
あの日、
あの瞬間
私があそこで
自殺しようとしてなかったら
この物語は始まらなかった
× 月× 日
夕方5時10分
私は、男子にもてる、
でも、私の彼氏が
突然に別れを言ってきて、
私は変わった。
もう無理なんだと
幸せだったのに、
頭がメンヘラ化していく。
私だけを愛して欲しかった、
好きな子ができた……?
前歩いてた子のこと?
あの子はただの"友達"って。
言ってたじゃん。
そんなこと考えてるうちに
学校の屋上
策を乗り越え
落ちる寸前の所まで行っていた
耐えられない
もうむり。
この気持ち抑えきれないから、
いっその事
死んじゃえば楽になる
そんなこと考えるなんて
馬鹿みたい……
もう、
無理だから
みんな、
さようなら
そして
ありがとう
そう思い空中に体重をかける
私はこれで楽になる
そう思ったのに
ぐっ
えっ?
上を見ると手を持たれてる
流星
みなみ
流星
そう言われ死ぬことなくじめんへ。
みなみ
みなみ
流星
流星
みなみ
流星
流星
みなみ
流星
流星
流星
みなみ
流星
みなみ
流星
流星
流星
流星
みなみ
流星
みなみ
みなみ
流星
みなみ
みなみ
まぁ、死ぬつもりだったけど……
流星
流星
流星
みなみ
みなみ
みなみ
この出会いが紅一点になる始まりだ。