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親たちが勝手に決めたことだった

あまり乗り気じゃなかった

だざ母

ほぉら治くん

だざ母

貴方の許嫁の中原中也くんよ

この世界には男女の他にもうひとつ性別があった

第2の性別だ。 Ω β α この3つだ

私はαだった

中也

だざ母

見てみてぇ治くん

だざ母

可愛いわねぇ♡

中原母

あらあら

中原母

治くんだって可愛いじゃない

中原母

顔も凄く整ってるし

中原母

モデルとかさせてみたら売れっ子になるんじゃない?

だざ母

私も薦めてるんだけどねぇ…

だざ母

中々妥協してくれなくて…

親たちはそのうち自分達だけで話し始めた

太宰

はぁ

太宰

…許嫁なんて必要ないでしょ

中也

太宰

不幸だねぇ君も

太宰

Ωってだけで許嫁が決められるのだもの

太宰

僕は将来美人な人に嫁いでもらおうと思ってたのに…

太宰

なぁんで男の君と結婚なんか

太宰

嗚呼厭だ厭だ

太宰

ほんとに厭になる

太宰

ねぇ君もそう思わない?

太宰

中原ァ…

太宰

中也くん?だっけ

太宰

それにしてもちっちゃいねぇ

太宰

ねぇ2人で母さん達に反対しようよ

太宰

君も厭でしょ?

太宰

僕達子供だし

太宰

子供の云うことなんて親はすぐ聞いてくれるんだからさ

中也

太宰

…ねぇ

太宰

何とか云ったら?

太宰

何でずっと下向いて黙ってるのさ

中也

太宰

一寸

太宰

中也くん?

中也

…ポロッ

太宰

!?

中也

そんなにいわなくても良いだろ…泣

中也

俺だってすきでおまえとけっこんするわけじゃない…泣

その時だ

私が中也に恋したのは

X年後

太宰 中也 高校生

中也(Ω)

ww

太宰(α)

ちゅーやーー

中也(Ω)

…あ?

太宰(α)

物理の教科書ある?

中也(Ω)

あるけど…

中也(Ω)

また忘れたのか?

太宰(α)

ごめんー

太宰(α)

貸して♡

中也(Ω)

何回目だよ手前

太宰(α)

まあまあ

太宰(α)

そんなこと云わずにさ♡

中也(Ω)

はぁ…

中也(Ω)

ほらよ

太宰(α)

ありがと♡

太宰(α)

流石中也

太宰(α)

役に立つね♡

中也(Ω)

うぜぇ…

太宰(α)

あ、そうそう

太宰(α)

お礼は今夜私の部屋でHなことで良いかな♡(((コソッ

中也(Ω)

ッ!!///

中也(Ω)

てめッ!!

中也(Ω)

もしかして其れが目的じゃッ//

太宰(α)

あー授業始まっちゃーう

太宰(α)

じゃあまた昼休憩にね♡

中也(Ω)

〜〜ッ!!

まだ許嫁の関係は続いてる

太宰(α)

(もうそろそろ番たいなァ…)

まだ中也とは番ないでいる

理由は分からない

番たいと云っても毎回なんだかんだと云ってはぐらかされるのだ

太宰(α)

はて

太宰(α)

如何したものかなァ

キーンコーンカーンコーン

太宰(α)

あ、始まった

太宰(α)

ま、いっか

太宰(α)

元から物理の授業なんて受けるつもりないし

太宰(α)

教科書借りに行ったのは

太宰(α)

中也に会いに行くための口実だったしね〜

太宰(α)

屋上行って盗聴でもしよー

太宰(α)

んーッ

太宰(α)

おお✧︎*。

太宰(α)

中々な自殺日和だ!

太宰(α)

まぁでも今日はお楽しみがあるから良いかな

太宰(α)

盗聴の続き続き〜

ザザザッ

中也(Ω)

『…』

太宰(α)

モブα

『なぁ中原』

中也(Ω)

『んぁ?』

中也(Ω)

『何だよ』

モブα

『お前Ωってまじ?』

中也(Ω)

『ビクッ』

中也(Ω)

『は?』

モブα

『いやなんかさー』

モブα

『お前から甘い匂いがするってα達みんな云うんだよな』

太宰(α)

中也(Ω)

『…気のせいじゃね?』

モブα

『そぉか?』

モブα

『…じゃあ何で首輪してんだよ』

中也(Ω)

『首輪って…チョーカーだろ…』

中也(Ω)

『お洒落だよ…唯の』

モブα

『ふーん…』

中也(Ω)

『お洒落でチョーカーしてる奴なんて沢山いんだろ』

モブα

『そうだね』

太宰(α)

(此奴…狙ってるな)

モブα

『…』

モブα

『所で中原』

モブα

『好きな人とか居ねぇのかよ』

中也(Ω)

『好きな人ォ?』

太宰(α)

お?

太宰(α)

良いぞ!中也!

太宰(α)

太宰治くんだって云うんだ!

太宰(α)

僕はβだけど太宰くんが好きって云い給え!!

中也(Ω)

『…』

中也(Ω)

『俺は好きな人なんか居ねぇよ…』

モブα

『え、そうなの?』

太宰(α)

太宰(α)

…は?

中也(Ω)

『許嫁は居るけど…』

モブα

『許嫁とかめっちゃいいじゃん!』

モブα

『好きじゃないのか?許嫁』

中也(Ω)

『好き…だけど』

中也(Ω)

『相手が俺の事好きじゃねぇし…』

中也(Ω)

『高校卒業する時に許嫁解除してもらおうと思ってンだよ…』

太宰(α)

はぁ!??

モブα

『…へぇ』

モブα

『そうなのかァ…』

ピッ((止

太宰(α)

…ッ

太宰(α)

何っなのあの狗!!

太宰(α)

私が中也のことが好きじゃない!?

太宰(α)

はぁ!?

太宰(α)

こんなにもアピールしてんのに!?

太宰(α)

せっ○すだってしてんのに!?

太宰(α)

はぁぁぁぁ!?

太宰(α)

太宰(α)

よし…分からせるしかないな…

太宰(α)

昼休憩の時体育館倉庫に連れ込んで

太宰(α)

ヤるか…

この作品はいかがでしたか?

837

コメント

3

ユーザー

やっちゃえ太宰さん!

ユーザー

すゥゥゥゥ⤴ 最高ォォォォォォォォォォォォ さて、♡押してくるか…

ユーザー

NEXT→♡500~1000

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