私は小さい頃から 家族に嫌われていた。
優來(幼少期)
ねぇねぇ!ままみてぇー!
お母さん
何
優來(幼少期)
これ!じょうずに
えかけたんだぁ!
えかけたんだぁ!
お母さん
何この下っ手くそな絵
優來(幼少期)
ぇ…?
お母さん
これの何処が上手なの
お母さん
ただのゴミね((ビリビリ
私が書いた絵も びりびりに破かれて
優來(幼少期)
ぁ…ポロポロ
優來(幼少期)
せっかくかいたのに…ポロポロ
お母さん
泣かないでくれる?
面倒くさいわね
面倒くさいわね
優來(幼少期)
うわぁぁぁぁぁ(泣)
お母さん
五月蝿いって言っ
てんのよ!!!
いい加減にして!
てんのよ!!!
いい加減にして!
泣くことも許されなかった
優來(幼少期)
ねぇねぇおねぇちゃん!
姉
五月蝿い。
こっちは勉強してんの。
何でわかんないの?
こっちは勉強してんの。
何でわかんないの?
姉からも信用されなかった
そんな日々を続けていた そしてある日 親と姉にこんなことを言われた
“あんたなんか 居なければ良かった。” “あんたなんか 産まなきゃ良かった。”
優來
っ…
その言葉を聞いた時 私は初めて 必要とされていないことがわかった
優來
すー…すー…
バン!!
優來
ん…?((パチッ
姉
おい!
優來
っ…はい…
姉
いつになった
らご飯作るの?
らご飯作るの?
優來
ごめんなさい…
今作りm…っ
今作りm…っ
姉
もういい。お母さん
と外食するから。金。
と外食するから。金。
優來
はい…
優來
どうぞ…
私は姉に札束を渡した。
姉
…何であんたこん
なに金持ってんの。
なに金持ってんの。
優來
仕事…です…
姉
っ…
姉
あっそ…
優來
行ってらっしゃい…
姉
…
この日の姉の顔は 何故か悲しそうだった
夜
優來
(もうそろそろ仕事だ…)
姉
ただいまぁーって…あんた居たの
お母さん
せっかくいい気分
だったのに…あーあ
消えてくんないかな
だったのに…あーあ
消えてくんないかな
優來
…仕事行ってきます
お母さん
勝手に行け
優來
トコトコ…
優來
…
??
おいで〜…!
優來
?
ニャー!””””
??
いっ!!てぇ…
優來
!
優來
大丈夫ですか?
??
ぇ…あ…まぁ
優來
傷…
??
いや、別にそんな大
したことないですよ?
たかが猫ですし
したことないですよ?
たかが猫ですし
優來
ダメです!野良猫ですし…
菌が入っちゃったらどう
するんですか!
菌が入っちゃったらどう
するんですか!
??
…ありがとうございます…(*ˊ꒳ˋ*)
優來
…!
私は初めて“ありがとう” を受け取った。
優來
いえ…((ジワッ
??
?大丈夫か?
優來
ふぇっ?!((ボロボロ
??
は?!
優來
すいませんっ…お礼言わ
れたの…初めてで…((ボロボロ
れたの…初めてで…((ボロボロ
??
ぇ…
優來
手当しますねっ…
??
…おう…
優來
チョンチョン((消毒
??
いって!
優來
動かないでくださいっ💦
優來
あと少しですから!
??
ごめん…
??
ーん!
??
?
優來
?
??
くーん!
??
もーもーくーん!
桃
青?!
青
やっと見つけた…
青
って…誰?
優來
どうも…
優來
…ん?
青
?
桃
どうしt
優來
あ…!仕事っ…!
優來
すいませんっ…私はこれでっ…
優來
あ、桃さん…?お大事にっ…
桃
は、はぁ…
優來
遅れましたっ…
マネージャー
!優來さん!こんばんは!
優來
ペコッ
マネージャー
どうぞ(*ˊ˘ˋ*)
優來
ありがとうございます…
マネージャー
今日の撮影は__