ある日僕はお店に来た
ご主人様と出会った
飼い主様
この子可愛い!✨
ぴよまる
キュー!
その日からはご主人様の
家族になった
ご主人様は名前をくれた
ぴよまると言う素敵な名前
ぴよまる
んにゃは!
飼い主様
ぴよまるー!✨
女の子みたいと言う人もいるけど
私は好きだった
ぴよまる
んにゃ!
飼い主様
ヨシヨシ
名前を呼ぶご主人様の
声がとても優しかったから
1年が過ぎ
ご主人様は
ぴよまる
…?
あまり遊んでくれなくなった
私がなにか
いけないことを
しちゃったのかな、?
久しぶりに車に乗り
お出かけに連れて行ってもらえた
ぴよまる
٩( ‘ω’ )۶~♪
飼い主様
…
だけどそれは僕の
最後のお出かけになった
着いた場所は知らない部屋
たくさんの犬たちがいた
ご主人様はおじさんと
少し話してどこかに行ってしまった
お花の首輪の男の子が
ぴよまる
おはな!
犬
いいでしょ?
お部屋の入口に座っていた
犬
この首輪をつけてくれた
犬
僕のご主人様はきっと
犬
迎えに来てくれるんだと
笑顔で言った 僕もそう信じた
しばらくして
部屋を移った
犬たちの声が減っていった
不安がる僕の顔を
知らない犬が舐めてくれた
晴れたあくる日 おじさんが来て
お花の男の子を撫でた
おじさん
ナデナデ…
何度も優しく撫でた後
首輪を外して連れていった
ぴよまる
んにゃ、🥺
その日の夕暮れ 焼ける匂い
風に流されとどいた
とてもとても悲しくて
胸が苦しくなった
ぴよまる
会いたいよ…会いたいよ…
ぴよまる
ご主人様どこにいるの?
ぴよまる
会いたいよ会いたいよ
ぴよまる
この想いとどいてよ
光の中聞こえてきた
命の音がとても綺麗
いつか消えるのは 知っていた
でもここじゃないと 叫んでいた
次の日僕の元に
見知らぬ男がやってきて
🎲❤️🐥🍟
今日から君は家の子だよ!
そう言って抱き上げた
ぴよまる
僕は今幸せに暮らしてるよ
でもねでもね
今も思い出すよ
ご主人様を
だって僕はぴよまるだから