愛

愛

stxxx 桃青 微r 暴力 どろどろ

この前愛の儚さを知った

ずっと続くと思ってた

幼馴染から送られるすきって言葉が

当たり前のものだと思っていた

青がすき

青の顔も声も性格も体も全部大好き

思いつづける分だけ 返ってくると思ってた

愛の形なんて関係ない

本人たちの間に愛があるなら どんなものでも構わない

なにをしても大好きだからで 片付けられる

気づけばそれが日常になっていた

初めは頬を軽く叩いただけ

パチン

親のビンタくらいの音だった

謝らなきゃってわかってたのに

白い肌に赤く腫れた頬

青、怪我した

俺が悪いのに

ごめんなさい…

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

なんで青が謝るの？

正直あの時の喧嘩の内容なんて 覚えてないけど

叩くだけで優位な立場に入れる

それに気づいて

気づけば青のことを ぐちゃぐちゃにしてた

顔とか体を殴って

泣きながら謝る青に欲情して

無理矢理モノを突っ込んだ

俺の言葉で

青のことを操れてるみたいで嬉しかった

青は傷だらけになって

その度に心配されてる

その度に他のやつにへらへらする 青がうざくて何度も傷つけた

青が全然笑わなくなった

青が話さなくなった

なのに苛立ちが収まらなくて

　いつも青のこと傷つけてた

手を大きく振り上げたけど

ぎゅっと目を瞑る青を見て手を下ろす

こんなことが言いたいんじゃないのに

最後まで青に押し付けようとした

青に手を伸ばした

なんで、

なんで俺の手叩いたの？

なんで、なんで

　俺…青のこと

青、俺のことすき…だった、、？

そっか、今は好きじゃないんだ

部屋で眠る君にそっと口付けをする

寝てる時は静か

起きてる時はじゃらじゃらと 金属の音がする

　愛の形を知った

俺は青がすき

青もおれがすき

だってずっと一緒だから