TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

花子くん(1話〜78話)

一覧ページ

「花子くん(1話〜78話)」のメインビジュアル

花子くん(1話〜78話)

67 - ヨマイゴト、夢の終わり(後編2)

♥

44

2022年03月12日

シェアするシェアする
報告する

寧々

前の続きだよー

寧々

見てね!

・・イコ・・ ・・コン・・

ミツバ(怪異の姿)

起きろ大根

寧々

・・?・・??

ミツバ(怪異の姿)

あ 起きた
ねー大根先輩
起きたー
(とてて・・)

やめろ
お前その
呼び方!

寧々

ミツバくんに・・
光くんに・・
みっきに・・
ののちゃん!

おはようござ
います先輩!
(ぱああ)
大丈夫っすか!?
ケガないっすか!?

みっき

大丈夫?

のの

ケガない?

寧々

わー
大丈夫!
それより
どうやっ
てここに?

ミツバ(怪異の姿)

それは話せば
長いんだけどぉ
まずはあちらを
ご覧下さ〜い
(くるっ)
4番召し捕ったり!

バーン

寧々

わーっ
シジマさん
ー!?

シジマさん

戻ったらいき
なりこれ・・
乱暴な人達は
嫌いですぅ
よっ・・それ
で? (するり)
アナタはこれ
からどうする
んですかぁ?
もうすぐ死ん
じゃうヤシロ
さん

!!?

ミツバ(怪異の姿)

言っ・・

みっき

のの

寧々


私は・・私
どうすれば
いいのか
メイちゃん
みたいには
まだ決めら
れないけど
・・
花子くん達
に会いに行く
花子くん達に
・・言いたい
ことができた
から!

シジマさん

考えが甘すぎますぅ
(ドン)
会いに行って?
話をして?
ふぅーんそれで?

寧々

そっそれで・・
今度こそ説得す
るの!(グッ)
一緒に元の世界
に帰ろうって・・
しっかり話せば
きっと花子くんと
かほちゃんと葉月
くんもわかってく
れるはず・・

光 みっき のの

なるほど!

シジマさん

本当におめで
たいですねぇ
アナタ・・
そうはならな
いでしょう

寧々

えっ

そうなのか?

みっき

そうなの?

のの

そうなの?

シジマさん

あんまり悠長に
していると世界
が完成して外に
出られなくなり
ますよぉ?
説得は後 この世
界からの脱出が
最優先事項です

みっき

でも・・脱出って
言ってもどうした
らいい?

わかったぜ!
(パッチーん)
この世界は
お前が作っ
てるんだろ?

シジマさん

えぇまぁ

じゃあなんだって
できるはずだぜ!
っーことで!(がっ)
今すぐ俺達をこっ
から出しやがれ!
さもなきゃ俺がテ
メーをぶっ飛ばし
て・・

シジマさん

・・・
(パンパン)
(フー・・)

寧々

(シジマさん
強い・・)

みっき

(シジマさん
強いなぁ・・)

のの

(シジマさん
強い・・)

ミツバ(怪異の姿)

(ダサ・・)
はーい
でもさぁ4番
せめてこの世
界の完成を止
めるくらいし
てくんないの?
何があったか
知らないけど・・
こっちに協力す
る気にはなって
るんでしょ?

シジマさん

まあ
どうしてもと
言うなら協力
くらいはです
が絵の完成を
遅らせること
はできません
アナタ達を今
すぐこの世界
から離脱させ
ることも不可
能です ワタシ
には

寧々

どうして・・?

シジマさん

七不思議の境界に
はそれぞれルール
が存在します
境界の主人といえ
どそこから外れる
ことはできない
五番が16時の書庫
で得た情報から未
来の改変を行うこ
とができないのと
同じです
ワタシは絵を描く
ことをやめること
ができない
最初に設定した離
脱の条件を変える
こともできません

寧々

条件って・・
花子くんとミ
ツバくんとか
ほちゃんをこ
ろす・・って
いう?

ミツバ(怪異の姿)

!?

寧々

でも そんなこと
できないし・・

ミツバ(怪異の姿)

大根先輩・・✨

シジマさん

そうですかぁ
でしたら
3番に爆弾でも
巻き付けて7番
様とかほさんに
ぶつけてみます
かぁ?一石二鳥

ミツバ(怪異の姿)

!!?
何言ってんの!?
嫌だよ!
諦めてみんなで仲
良くここで暮らし
た方がマシだよ!
てか僕もともとそ
っち派だし・・
なんか源くんにほ
だされちゃったけ
ど・・よーし!
やっぱりここで生き

(もす)

ミツバ(怪異の姿)

ぶえっ

寧々

え!?
あれは・・

(テテーン)
そんなこと
言っちゃダ
メ( ˘•ω•˘ )

寧々

筆ちゃん!?
生きてたのね!

ミツバ(怪異の姿)

この凶暴な筆
大根先輩の知
り合いなの・
・?

寧々

うん・・でも
花子くんに折
られて死んじ
ゃったと思っ
てたのに・・!

そいつ先輩が
連れてかれた
すぐ後に出て
きたんですよ
(ストッ)

寧々

ミツバ(怪異の姿)

まっぷたつに
折れてたから
直してやった
んだよ
そしたら大根
先輩のとこま
で案内してく
れたってわけ
人徳だよね〜

直したのは俺だ

寧々

そうだったんだ・・

みっき

そうなの!

のの

うん!

(ふよー)

寧々

あっ

シジマさん

これは・・
ワタシの分
身の出来損
ないですぅ

寧々

え!!
出来損ない?

シジマさん

えぇ・・ワタシに
とってこの世界の
創造も運営も不本
意なものですので
時々できてしまう
んですよねぇ
その感情が反映さ
れた分身が
出来損ないは即処
分するんですけど
・・1部が残って
いたみたいですねぇ

寧々

じゃあこの子
もシジマさん?

シジマさん

広い意味では
そうなりますぅ

寧々

ってことは・・
(シジマさんは
元々どこかで私
達の味方をした
いって思ってた
のかな・・ん?
あれ?そういえ
ば・・確かその
後大事なことを
教えてもらった
ような・・)

それって現実
につながる扉
のハナシ?

寧々

(ガバッ)
そうそれっ!

どれっすか?

ミツバ(怪異の姿)

爆弾じゃな
いよね!?

寧々

シジマさん
扉があるっ
て本当!?

シジマさん

う・・えぇと
それは・・ワ
タシが言うべ
きではないん
ですけどぉ・・

✨✨✨

シジマさん

・・
仕方ないで
すねぇ・・
えぇありますよ
非常口

非常口・・・ ひゅおお〜(風の音)

シジマさん

落ちないように
気をつけてくだ
さいね

寧々

はあ・・
はあ・・
(ガタガタ)

先輩

寧々

(ぴよん)
ありがと・・
あっ見て光くん
流れ星!
この世界って星
がすごくキレイ
だよね
本当の世界より
ずっと・・みん
なで天体観測し
たのも楽しかっ
たな

・・・

寧々

あ それでも現実
の方に戻りたい
んだよ
でも・・私ね
この世界のことも
結構好きだった
それも本当私・・
花子くん達もこの
世界が好きだから
ずっとここにいた
がってるんだと思
ってた・・でも全
然違ったんだね
一緒にプール掃除
したり授業受けた
りしてたとき花子
くん達・・本当は
何考えてたのかな
(きゅ・・)
もしかしたらいつ
もの花子くん達も
演技してたのかな
ぁ・・わかんないね
”本当,,か・・

っと
あの人たちが何
考えてるかはわ
かんね〜っすけど
俺思うんスよね
先輩をこの世界
に閉じ込めとく
ことって本当に
あの人たちの望
んでることなの
かな
それってニセモノ
なんじゃねーか
って

寧々

ニセモノ・・?

(ちら)
アイツが・・
ミツバがそー
だったんで・・
叶うわけねーか
らって手ぇ伸ば
すのも諦めて
手の届くニセモ
ノで妥協して
これでいいこれ
しかねーからっ
て自分に言い聞
かせてる
本当の願いはも
っと違うものな
のにアイツら怪
異ってそういう
こと妙に物わか
りいいっつーか
諦め早いんです
よね

寧々

(そうだ・・
シジマさん
も本当はメ
イちゃんを
殺したかっ
たわけじゃ
ない
花子くん達
も・・?)
・・花子く
ん達の本当
の願い事っ
てなんなん
だろう

さあ・・けど
あの人たちの
本当を引っ張
り出してやれ
るとしたら
先輩なんじゃ
ねーかなって
俺は思います!

寧々

そうかな・・?

そーっす!
だって・・
あの人らが
1番気ぃ許
してんのは
先輩ですか
ら! ね!

寧々

そっか・・うん
私・・頑張って
みる!(キリッ)

(グッ)
俺も全力で
サポートす
るッス!

寧々 光

(ゴオオオ)
やるぞーっ!
おー!

ミツバ(怪異の姿)

ね〜後ろ
うるさい〜

のの

まあまあ

みっき

いいじゃない!

寧々

結構登ったね

んでここが非
常口なのか?

シジマさん

いいえぇ
でもここまで
来ればよく見
えますよ
あちらをご覧
下さ〜い


何も見えねーぞ

シジマさん

(パチン!)
3 2 1!

(寧々、ミツバ、光、 みっき、のの)!?

寧々

あそこって・・
月!?

シジマさん

はい
あの月は世界が
完成する間際
ほんの数分だけ
夜の帳の向こう
から現れる
文字通りの非常
口です

寧々

どっどどどうして
あんなところに・
・月だよ・・!?

シジマさん

不測の事態に
備えて毎回非
常口は設定し
ているんです
よぉ
場所はいつも
変わります
共通している
のは”主役,,に
設定された存
在が到達でき
ない場所・・
ということ
今回それが月
に設定された
のはー3番より
あなた達の意思
が反映されたん
でしょうねぇ

シジマさん

7番様
かほさん

今回はここまでです! またね!(凛花)

花子くん(1話〜78話)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

44

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚