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ruru🎼

20話目です!

nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 世界観めちゃくちゃファンタジーです( ᐛ )⚠️ あとめちゃくちゃ厨二です⚠️ 誤字脱字注意⚠️

ruru🎼

ご本人様には一切関係ございません!
苦手な方はback推奨!!

ruru🎼

では!

ruru🎼

どうぞ!!

__夜。

六人が集う屋上に浮かぶ、金色の紋章。

その中心に立つ影は、まるでこの世界に属さない者のように、微かに揺れていた。

それは“顔のない人間”。

あるいは、全ての感情を剥ぎ取られた者の姿。

誰かのようで、誰でもない。

けれど、全員の心のどこかに引っ掛かる「既視感」。

影が口を開く。

六面の影

問いかける

六面の影

お前たちが契約を結んだ理由は何だ?

声は、幾重にも重なって聞こえた。

なつ、こさめ、いるま、らん、すち、みこと__

その全ての声をなぞるようにして。

すち-静緑ノ時

この声……まさか

すちが眉を顰める。

いるま-感律者

俺らの声……?

いるまが続けて呟いた。

影は問いを重ねた。

六面の影

代償を払い、命を削り、それでもなおお前たちがこの力を使う理由はなんだ?

その一言一言が、胸を刺す。

なつが一歩前に出る。

赤い光が、その足元に宿る。

なつ-焔影

……何が理由だって?

なつ-焔影

俺は、俺のためにやってんだよ

なつ-焔影

けど、今ならもうひとつ、答えられる

なつ-焔影

__“俺たちの未来”のためだ

契約紋章が赤く燃える。

なつ-焔影

俺は“光”で視力を捨て、“炎”で寿命を削る

なつ-焔影

でもな、それでも戦う

なつ-焔影

俺は、後悔しねぇ

なつ-焔影

それが俺の__覚悟だ!

影がその言葉を聞いて、僅かに揺らいだ。

六面の影

六面の影

お前だ

こさめが前に出た。

水と風が静かに彼の背中に集う。

こさめ-蒼流

……こさめはね、全部忘れたくなかった

こさめ-蒼流

記憶が消えても、身体が動かなくても、それでも……“一緒にいた”って記録を、ちゃんと残したい

こさめの目に、一瞬、なつの姿が映る。

こさめ-蒼流

だから、怖くても、水を使う

こさめ-蒼流

風を使う

こさめ-蒼流

その代わりに、大切なものが消えても__きっと、また出会える

こさめ-蒼流

そう信じてる

静かで、強い言葉だった。

続いて、いるま。

影が彼に問いかける。

六面の影

お前の“感情”は、他者を狂わせる

六面の影

自分の“自我”さえ崩壊するその力に、価値はあるのか?

いるまは、一度だけ目を閉じた。

だがすぐに、見開いた目で言った。

いるま-感律者

……価値は、自分で決めるもんだろ

いるま-感律者

俺は、感情が好きだ

いるま-感律者

誰かが怒るのも、泣くのも、笑うのも、全部好きなんだ

いるま-感律者

その全部が、“生きてる”って証拠だからな

紫色の光がいるまの全身を包む。

いるま-感律者

俺は、壊れてもいい

いるま-感律者

代償だって、飲み込んでやる

いるま-感律者

それが“感律者”だ

らんが、いるまの横に立った。

桃色の光が、穏やかに夜を照らす。

らん-桜花ノ巫

……優しさってのはね、簡単に壊れるものじゃない

らん-桜花ノ巫

だから俺は癒す

らん-桜花ノ巫

咲かせる

らん-桜花ノ巫

命の花を

らん-桜花ノ巫

自分が癒せなくなっても、人を救えるならそれでいい

らん-桜花ノ巫

……俺の身体がボロボロになるまで、そうしてきたし、これからもするよ

ふっと笑うらんに、影は言葉を返さない。

いや、返せなかった。

次に、すちが進み出る。

緑の風が、すちの背中から渦を巻く。

すち-静緑ノ時

俺はね、怖かったよ

すち-静緑ノ時

“存在がズレていく”なんて……本当にあるんだって知ってからは、特にね

すち-静緑ノ時

でも、それでも止まらないの

すち-静緑ノ時

誰かと“今”を過ごせるだけで、俺は幸せだから

優しく、それでいて誠実な想い。

すち-静緑ノ時

俺は、俺として在り続けるために、この契約を結んだ

すち-静緑ノ時

その代償が、俺の存在だとしても、構わない

そして、最後にみこと。

みことは、ゆっくりと影の正面へと進み出た。

黄色い光が揺れながらみことを包む。

みこと-聖命ノ契

俺はね……誰かを生き返らせたくて、契約を結んだんだ

みこと-聖命ノ契

死んだ人のことを、未来から引きずり戻すような__そんな力を

みこと-聖命ノ契

でも、分かったんだ

みこと-聖命ノ契

命っていうのは、戻すんじゃない

みこと-聖命ノ契

託されるものなんだって

みこと-聖命ノ契

双命契約で、誰かと命を繋げるのは怖い

みこと-聖命ノ契

でも、それでも手を取りたいって思える相手がいる

みこと-聖命ノ契

だから、俺は戦うよ

影は沈黙した。

そして、揺らぎながら__

六面の影

……その覚悟、確かに受け取った

六つの光が、影に向かって重なる。

炎、水、風、感情、桜、時、そして、命。

その中心で、影が形を変えた。

なつ-焔影

契約の本体が、現れる……!

なつが叫ぶ。

だが、影が変じた先にあったのは__

全員

え……

自分自身だった。

正確には、六人全員の姿を混ぜ合わせたもう一人の“自分たち”。

第20話・了

ruru🎼

おかえりなさい!

ruru🎼

シーンこの一個だけだし、殆ど文章( ᐛ )

ruru🎼

次回!

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡210

ruru🎼

お願いします!

ruru🎼

では!

ruru🎼

ばいばい!!
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コメント

1

ユーザー

おぉ、(語彙力皆無

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