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コメント
1件
おぉ、(語彙力皆無
ruru🎼
nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 世界観めちゃくちゃファンタジーです( ᐛ )⚠️ あとめちゃくちゃ厨二です⚠️ 誤字脱字注意⚠️
ruru🎼
ruru🎼
ruru🎼
__夜。
六人が集う屋上に浮かぶ、金色の紋章。
その中心に立つ影は、まるでこの世界に属さない者のように、微かに揺れていた。
それは“顔のない人間”。
あるいは、全ての感情を剥ぎ取られた者の姿。
誰かのようで、誰でもない。
けれど、全員の心のどこかに引っ掛かる「既視感」。
影が口を開く。
六面の影
六面の影
声は、幾重にも重なって聞こえた。
なつ、こさめ、いるま、らん、すち、みこと__
その全ての声をなぞるようにして。
すち-静緑ノ時
すちが眉を顰める。
いるま-感律者
いるまが続けて呟いた。
影は問いを重ねた。
六面の影
その一言一言が、胸を刺す。
なつが一歩前に出る。
赤い光が、その足元に宿る。
なつ-焔影
なつ-焔影
なつ-焔影
なつ-焔影
契約紋章が赤く燃える。
なつ-焔影
なつ-焔影
なつ-焔影
なつ-焔影
影がその言葉を聞いて、僅かに揺らいだ。
六面の影
六面の影
こさめが前に出た。
水と風が静かに彼の背中に集う。
こさめ-蒼流
こさめ-蒼流
こさめの目に、一瞬、なつの姿が映る。
こさめ-蒼流
こさめ-蒼流
こさめ-蒼流
こさめ-蒼流
静かで、強い言葉だった。
続いて、いるま。
影が彼に問いかける。
六面の影
六面の影
いるまは、一度だけ目を閉じた。
だがすぐに、見開いた目で言った。
いるま-感律者
いるま-感律者
いるま-感律者
いるま-感律者
紫色の光がいるまの全身を包む。
いるま-感律者
いるま-感律者
いるま-感律者
らんが、いるまの横に立った。
桃色の光が、穏やかに夜を照らす。
らん-桜花ノ巫
らん-桜花ノ巫
らん-桜花ノ巫
らん-桜花ノ巫
らん-桜花ノ巫
らん-桜花ノ巫
ふっと笑うらんに、影は言葉を返さない。
いや、返せなかった。
次に、すちが進み出る。
緑の風が、すちの背中から渦を巻く。
すち-静緑ノ時
すち-静緑ノ時
すち-静緑ノ時
すち-静緑ノ時
優しく、それでいて誠実な想い。
すち-静緑ノ時
すち-静緑ノ時
そして、最後にみこと。
みことは、ゆっくりと影の正面へと進み出た。
黄色い光が揺れながらみことを包む。
みこと-聖命ノ契
みこと-聖命ノ契
みこと-聖命ノ契
みこと-聖命ノ契
みこと-聖命ノ契
みこと-聖命ノ契
みこと-聖命ノ契
みこと-聖命ノ契
影は沈黙した。
そして、揺らぎながら__
六面の影
六つの光が、影に向かって重なる。
炎、水、風、感情、桜、時、そして、命。
その中心で、影が形を変えた。
なつ-焔影
なつが叫ぶ。
だが、影が変じた先にあったのは__
全員
自分自身だった。
正確には、六人全員の姿を混ぜ合わせたもう一人の“自分たち”。
第20話・了
ruru🎼
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡210
ruru🎼
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