君の隣

BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 桃赤 通報禁止 地雷さん回れ右 エセ関西弁

今日はない君とクリスマスデートの日。初デートです。朝からソワソワしすぎて今集合時間の1時間前です（）もう落ち着かなすぎて…

もしかして…ない君も緊張してたのかな…ソワソワしてたのかな…俺と同じ気持ちだったのかな…もしそうだったら…すっごく嬉しい…

違かった…なんかショックだな…でも…こういうこともあるよね…切り替え切り替えっ…！

今ない君と水族館に来ています…なんか…失敗した気がする…

りうらは……？りうら彼女なのに…え、重いかな…💦でも…りうらを1番可愛いって言ってほしい…

そう言って俺の手を取る。手を繋ぐだけで俺はバクバクなのに…なんだか気持ちの差がある気がして…楽しいはずなのに…

初デートってもっと楽しいと思ってた…

言葉一つ一つにドキドキしてしまう…ない君はもう目の前にあるクレープのメニューに目を向けている…そこは「照れてるの？ww可愛いね」とかあるでしょ…？少女漫画みたいな展開だけど…いや言われたら恥ずかしいけどさ…なんか物足りない…

急に話を振られて焦る。まさかそんな話されるとは…でも…行きたいところある…

これでなにか反応してほしいな…恋人らしいことしたい…もっとドキドキしたいのに…なんだか楽しくない…

楽しい…かなぁ…強いて言えばない君といられるから…でも…恋人になったから色々と求めてしまう…気持ちの差があるのが…辛い…

嘘…同じ気持ちだったんだ…え、でもそんな素振りなかったし…

そう言って恥ずかしそうに俺から顔を逸らす。なんだ…同じ気持ちだったんだ…差なんてなかったんだ…緊張してたんだ…良かった…嬉しくて…

ない君の服に顔を埋める。絶対顔見られたくない…体が熱い。特に顔が熱い…ない君の心臓の音がうるさい。でも俺も同じくらいうるさい…良かった…気持ちは同じだ…嬉しい…

ない君の心臓の音が伝わる。すごいバクバクいってる。嘘じゃないんだ…ちゃんと気持ちは同じだったんだ…

そう言っておでこにキスが落ちる。ポンパにしてよかった…

デートの時に悩んでた数時間前の俺にこの結末を伝えたい。不安にならなくていいよって…今を楽しんでって…

するとポケットから小さい箱を出してきた。開けてみるとピアスが入っていた。よく見ると…

えへへ…重いかな…って言いながら頭を搔くない君…重いかなって思うところも俺と同じ…

悪戯に笑う君。そんな姿も愛おしく思ってしまう…でもさすがに恥ずかしい…

そう言いながら目を瞑って少し屈んでくれる。顔綺麗だなぁ…整ってるし…かっこいい…見惚れちゃう…

そう言って彼の唇に自分の唇を重ねる。触れるだけなのにこんなにも熱い…それに柔らかい…////

そう言って彼の胸にまた顔を埋める。でもまたない君の匂いに包まれるから恥ずかしくなる。その様子にふふっと笑いながら俺の頭を撫でるない君

その声が優しくて胸が暖かくなる。その呼び掛けに答えるために顔を上げる

2人の笑顔を空だけが見ていた