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忘れ物に気づいて
放課後、1人で向かった教室には
窓の外を見る1人の女の子
楓真
優依
俺の声に気づいて彼女は振り返った
優依
楓真
楓真
楓真
優依
優依
楓真
優依
楓真
忘れ物を鞄にしまい
俺は優依の隣に移動した
その日の昼休み
友達
友達
楓真
友達
楓真
今のクラスになってから
俺は優依と席も隣で仲がいい
でも友達からこう言われるまで
俺は意識したことがなかった
今日の昼休みのことを思い出し
俺は不意に優依の横顔を見つめた
優依
楓真
俺はいつの間にか優依の横顔に見惚れていた
優依
そう言った優依と目が合った
楓真
楓真
咄嗟に目を逸らし窓の外に目をやる
優依
昨日まではこんなことなかったのに…
優依はただの友達のはずなのに…
優依の目を見た瞬間
胸が締め付けられたのがわかった
こんなに素っ気ない態度も初めてだった
もしかして…
これが恋っていうやつなのか?
優依
楓真
これってまさか…
2人きりで帰る流れ…?
優依
そういって笑う優依
それがたまらなく可愛く思えて仕方なくて…
独り占めできたらな…
そう思ってしまった
せっかく2人きりだけど
何を話せばいいんだろう
告白はクールな方がいいのか?
それとも熱く行くか?
後悔も柄じゃないし
どちらにしたって好きって思い切って伝えるしかない
優依
優依
優依
楓真
優依
優依
優依
楓真
楓真
優依
楓真
楓真
黙って優依が俺を見つめる
俺は自分の手を強く握りしめ
ビビる心を奮い立たせた
楓真
優依
楓真
優依
楓真
楓真
震える手をもう一度強く握りしめ
優依の目を真っ直ぐに見つめる
優依
楓真
優依
楓真
優依
優依
楓真
楓真
楓真
優依
楓真
優依
楓真
楓真
優依
俺らはお互いを見つめて笑いあった
優依に勇気をだして伝えた ′好き′
これからは優依と2人で
誰よりもLOVEな
恋をはじめよう