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原爆少女【続編】

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原爆少女【続編】

10 - 【10話】螢の風

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2024年09月18日

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陽平さん陽平さん!

陽平

ん?

今日の晩御飯は私が作ります!

陽平

え!?

いつも陽平さんに頼ってばかりで情けなくて…

陽平

………

陽平

ꉂ(´꒳​`)

陽平

そんなことないよ、海さんだって頑張ってるではないか

でも…

陽平

では、今日は海さんに頼もうかな〜?

ほ、ほんとですか!

陽平

海さんの手料理、食べてみたいな🤭

楽しみにしててくださいねー!!

陽平

あ、でも食材…あったかな、?

ついでに買ってきますよ!

陽平

ほんとうかい?

任せてください(๑•̀ㅂ•́)و✧

陽平

じゃ、よろしく!

はーい🙆🏻‍♀️

えっと、八百屋さんはー、

こっちか!

にんじんと、たまねぎと〜、

あとトマトください!

八百屋

へいお待ち!

八百屋

はい、にんじんとたまねぎ、トマトね!!

八百屋

まいどー!

ありがとうございます☺️

さーって、あとは帰るだけ…

え…

その時、ある家の窓が開いていました

カーテンが風でひらひらとしていて

その時はよく分かりませんでした。

彼女と目が合うまでは…。

ゲホッ

彼女はこちらをみて

ゆっくりと本を閉じました

えっ…。

一瞬、時が止まったように感じました…。

ほたるちゃん…

10年振りに…

窓越しの再会…。

やせ細った彼女の体は

まるであの時とは別人でした

ほたる

海…ちゃん…?

そう!うみだよ!!

ほたる

海ちゃん…!

彼女の目からは大粒の涙が沢山出てきました

ほたる

もう、会えないと思ってた

ほたる

このまま私、死んじゃうのかと思ってたよ…グスッ

そんなことない

ほたるちゃんはまだ生きるんだよ

ほたる

海ちゃん…☺️

あれほたるちゃん…

軽井沢へ行ったんじゃ…

ほたる

病気が悪化して、こっちに戻ってきたの

ほたる

この体だから、もう軽井沢へは戻れないかな

そっか、

辛い思いをしてたんだね、

ほたる

うん…

ほたる

でも!

ほたる

海ちゃんにあえてほんとに嬉しい!!

私もだよ、ほたるちゃん!

ほたる

(*´˘`*)

ほたる

、?

ほたる

ほたる

海ちゃん隠れて!

え、?

ほたる

はやく!!

わ、わかった!

???

だれと、話していたんだい?

ほたる

いいえ、独り言ですよ

???

独り言なわけ…

ほたる

いいから、1人にさせれちょうだい…

???

生意気な口をいうな!!

???

黙って寝ていろ!!

ほたる

………

ほたる

はい…

???

ドア、閉めるぞ

ほたる

………

スッ

え、?

ガチャ

なにこれ…?

窓から、白い紙が降ってきました

開けてみると

そこの家の住所がかかれていました

……

これからは…お手紙で会話をしましょう…か、

もしやあの人って…

人殺しのくま…。

ほたるちゃん……

ほたるちゃん。

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