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⚠️jp×tt⚠️
3タップ後episode1
ジリリリリリ⏰
"7:00"と書かれているアラームが鳴り響く
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俺はそう呟きながら起き上がる
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なんて言っても返事は帰ってこない
そりゃあそうだ
だって家には誰もいないのだから
両親は俺が中1の時に他界した
中1だったから孤児院とかに引き取られなかっただけまし
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ガララララ、そんな音も立てず
教室に静かに入っても感じる視線
だってクラスみんなが俺を待っていたんだから
....人気者って訳じゃなくて
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そう、虐めだ
みんな俺がどんな反応をするかを楽しみにこちらを見ている
...もちろん無反応だけど
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俺の机には
×ね
消えろ
きもい
来んな
そんな言葉が書いてあった
いつもの事だけどね
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屋上に来い、とか
そういう夢小説展開みたいなことは無いだけいっかって思ってる
〉気をつけて帰れよー
先生が生徒たちにそう言う
もう放課後だ
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放課後に屋上に行くことは珍しくは無い
でも
この日屋上に行ったことが大きく俺の人生を変えることになる
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ガシャンッと音を立て屋上の網にもたれかかる
俺は今週末に×ぬ、と決めた
まだ火曜日だけど
〉おッ!誰かいるや~んッ!
そんな声が聞こえてきて
俺は虐めっ子では無いかと身構える
でもそこに立っていたのは
〉初めましてッ!俺たつや!
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黄色い髪の毛の男子だった
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名前なんか褒められたことないから驚いて返す言葉に困ってしまった
そこから会話が途切れてしまった
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たつや?たっつん?と言う奴は気にしてないようだけど
俺は結構気にするタイプだ
どうしよう、と考えに考えて
パっと思いついた質問
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思わず聞き返してしまった
上履きの色は1年生の色だ
卒業する3年生ならまだわかるけど
1年生なんてまだ2年あるだろう
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それに詳しい情報ってあるんだ、と思う
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知りたい?とか聞かれたらYesで答えるしかないだろうと思いながら答える
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一瞬理解が出来なかった
え?×ぬ?
2年後に自×するとか
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言葉が出なかった
俺も今週末×ぬんだ、なんて言おうかと思った時
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その言葉を聞いた瞬間
何故だろう
代わりに生きたいって思った
そんなことを思っていたらたっつんが明るく口を開いた
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たっつんの連絡先のプロフィールには
友達と撮った写真などがたくさんあった
いいなぁ、とか馬鹿馬鹿しいこと思っちゃう
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別に確定じゃないけど、という隙も無く
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無邪気な笑顔で手を振りながら君は屋上を出ていった
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特にやることは無かったし帰ることにした