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わたしのアール

1 - 第1話『愛されたい君。』

2022年10月10日

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莉月

はぁ、、

莉月

疲れた、、

3限目。

屋上に向かう階段を登る

1人の少年がいた。

莉月

”あいつ”がいない世界、

莉月

全部がつまらない、

莉月

もういっそのこと……

屋上に向かう。

ドアノブに手をかける

その瞬間、

ガチャッ

莉月

えっ、

奏豆

あっ、、

そこには

柵の奥にいる

緑髪の人がいた。

莉月

えっ、なにを
しているんですか?

奏豆

なにって、

奏豆

飛び降りようかなって(笑)

莉月

えっ?

口をついて言っただけ

本当はどうでもいい

奏豆

どうせ君も

奏豆

飛び降りにきたんでしょ?

莉月

そうだけど、、

奏豆

じゃあいいでしょ

莉月

でもさ悲しむ人いるよ?

奏豆

もう俺のために

奏豆

悲しんでくれる人なんて

奏豆

誰もいないから、、

莉月

ねぇ、、

莉月

飛び降りるのやめなよ、

奏豆

ッ、、

奏豆

君に俺の何がわかるっていうのさ!

莉月

話なら聞くから!

莉月

だからッ!

莉月

飛び降りるのはやめて?

奏豆

わかったよ、

柵の奥から戻ってきて

靴を履く奏豆。

莉月

君の名前は?

奏豆

奏豆。

奏豆

2年E組。

莉月

なんで
飛び降りようとしたの?

奏豆

えっとね、

それは、1年前の事。

奏豆

急に呼び出してなに?

モブ

あの僕と付き合ってください!

奏豆

えっ、、?

モブ

やっぱり、ダメですよね、

モブ

すいません、、

奏豆

いや、

奏豆

よろしくお願いします!

モブ

ありがとうございます!

初めてできた恋人

大切にしたい人ができた

この日から毎日が 楽しくなった

モブ

奏豆くーん!

奏豆

またせちゃった?
ごめん!

モブ

全然平気!

奏豆

ありがとう。

モブ

じゃあ行こっか!

奏豆

うん!

こんな日々を毎日送りたい

でもそんなに日々が とある日をきっかけに

全てが壊れた

奏豆

(はぁ、学校疲れた、、、)

奏豆

(あれっ?
あそこにいるのは
モブくん?)

モブ

いやー、
今日も疲れたな

モブ2

って言うかお前さ

モブ2

最近奏豆と付き合ったらしいけど

モブ2

ぶっちゃけあいつのことどうも思ってるんだ?

奏豆

(俺の話…?)

モブ

えぇ、奏豆?

モブ

ぶっちゃけ言うと

モブ

あいつこと『好き』じゃないんだよねーw

奏豆

(えっ……?)

モブ2

まぢ?ww

モブ

ふざけて告白したらOKしてさマヂで笑ったわww

奏豆

(そっか、、俺の事
好きじゃなかったんだ)

奏豆

そこから全部が壊れ始めた

奏豆

愛も、生きる意味も

奏豆

全部分からなくなった

莉月

そうなんだ、、

奏豆

だからもう息苦しくってさ、

奏豆

あの人が運命の人だったから

奏豆

どうしても愛されたかったんだ、(泣)

莉月

ッ…!

莉月

ふざけんな!

奏豆

えっ?

莉月

愛されなかったからって

莉月

飛び降りる?

莉月

ふざけんなよ!

奏豆

でもさッ!

莉月

奏豆さんのことを
愛してる人は

莉月

沢山いるのに、

莉月

欲しいものが
手に入らないだけで

莉月

消えようとすんなよッ!

奏豆

そっか、、

奏豆

うん、ありがとう

莉月

、、、

奏豆

話したら楽になったよ

奏豆

君も頑張ってね、、

奏豆さんは

屋上から消えてった

莉月

ッ、、

莉月

また明日こよ、、

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