☆ お願い ☆ 通報、転載、パクリ どうかしないでください··· ここだけで楽しんでネ! ╰(*´︶`*)╯
■美味しいふたり■ 再掲
L「増えとる」 兎「んー?なにが?」
L「増えとるんやけど」 兎「だから何が?」
L「指の絆創膏」 兎「···ぁ、」
L「俺の見とらんトコで何やらかしとんの」 兎「べ、別に何もっ」
L「だってこの数日間で目に見えて増えとるで?」 兎「いやぁー?気のせいじゃないかなぁー?」
L「月曜は中指一本やったのに、日々ちまちま増えて今日は左手の全部の指やんけ」 兎「あ、あれぇ?そぉだった?」
L「何やってそないな事態になっとんのか、今夜は泊り込みで見届けたるよ」 兎「あー、いやあの、」
L「何やまだ隠したいん?俺に言われへんこと?」 兎「そうじゃなくて、あの···あの、」 L「ねぇ何なん?」
兎「あ、明日その、泊まりに来るだろ?」 L「行くよ?」
兎「その、お疲れさんってのといつもありがと、ってことで」 L「···なに?」
兎「たまには俺が何か作って、食べてもらおっかなーっなんて、アハ···」 L「···え?」
兎「俺さぁ、いっつもエルくんに美味しいもの作ってもらってるからさ」 L「うーくん?」
兎「いやほら、たいしたものできないよっ?だって俺···まぁその、わかるだろ?」 L「うん、めちゃ不器用やもんね」 兎「···改めてひとに言われるとひっかかるなぁ」
L「だってその絆創膏も、巻くとき変にくっついちゃったんやろ?貼り具合ヘタクソ」 兎「は、貼れてんだからいいじゃんよー!」
L「じゃあ、じゃあうーくんその絆創膏って···」
兎「まぁエルくんに美味しいもの食べてもらいたいから···練習、してたワケ、うん」
L「なんやの何でこないに可愛えのっ!」 兎「ぐぇ!だだだきしめ方がくるしぃっつの!」
L「んも~、俺はいっつも何より美味しいうーくんをご馳走になっとんのやからそんなんええのに~」 兎「そ、それとは別っ///」
L「まったくメチャ心配したんやで〜?」 兎「ごめんな、ありがと···へへっ」
L「メニューは何なん?」 兎「えーと··· 玉子焼き··· ま、まあメインのトンカツはスーパーで買ってくるし、味噌汁はインスタントなんだけど」
L「おお~頑張るね!」 兎「玉子焼きって、思ってた以上に難敵で〜」 L「玉子焼きで奮闘するうーくん眺めてたいわぁ」
兎「そんなんでこんなにヤケドや傷を作ってるのかよって笑われちゃうよな···」
L「いやいや、ヤケドも傷もこないに作るくらい俺の為に頑張ってたなんてもうすげぇ楽しみすぎるで!」 兎「そ、そっか///」
L「この数日のそういううーくんが、食べる前からめっちゃ美味しくしとる」 兎「もぉ〜ハードル上げんなよ〜w」
L「すげぇ楽しみやから今ここでうーくん味見したい」 兎「ふふっ、そう言うエルくんも美味しいんだよぉ?」
L「じゃあうーくんにも俺を味見さしたろか?ほら指の傷から乳首まで、優しく舐めたるで··· うさぎ···?」 兎「ん、あっ///」
塁「はいそこまでぇーー!!!」
L「ちっ、ええところで」 塁「悪びれろ」 サ「人前はやめろや」
リ「うさぎくん流されすぎ〜」 兎「あ、ごっごめんっ!///」
論「あとここ僕んちだし!」 END
コメント
9件
慣れない手つきで料理してるうーくんを近くで見守ってたい(玉子焼きはレンジでも作れる事を黙ったまま←)