やめて
やめて
やめてやめてやめて
みんなみんな
私のこと何も知らないくせにっ
のあ
勝手に知ったフリしないでよっ
私が突然大きな声をだしたから
周りのみんなはびっくりしていた
じゃぱぱ
どう、したの、のあさん
のあ
やめてよ
のあ
もう
のあ
もう
のあ
私ばっかり我慢したくないの
のあ
話しかけないで
じゃぱぱ
…
私はそう言って教室から出ていってしまった。
のあ
ポロポロポロ
どうしてだろう
涙が止まらない。
???
あの、
???
大丈夫ですか?
やめて
これ以上何も失いたくないの。
私は掴まれた腕を精一杯振り放した。
あれ、腕が掴まれたままだ。
離して
と、言いそうになったけど
どこか、ほんの少しだけど
安心感があった。
のあ
大丈夫です。ポロ
この人に会った瞬間から
謎の安心感と相談したいという気持ちが
頭の中、いっぱいになってしまった。
???
ん、で、
???
どうしたの?
のあ
ぁ、
のあ
先に、ぁなたのぉ名前教えてください…
???
私?
???
私の名前は