yaur

俺はいつも君の横顔を見ている。

昔は、家も近くて仲良しでいつも一緒に遊んでいた。

小学校、中学校も一緒で 俺は片思い中のurが行くと聞いたから必死に勉強して同じ高校に行くことになった。

ずっと、ずっと好きなのに

クラスでの位置で距離が出来てしまった。

urは、絵を描いたり 勉強したり 音楽を聴いたり、静かなことをひとりでするのが好きだった。

俺は逆に楽しいこと全て好きだから、みんなで遊んだり 運動したりするのが好きだった。

君の好きを邪魔しないためには ただ見てることしか出来なかった。

迷惑にならないように頑張るから

まだ君を好きでいさせて欲しい。

クラスで少しでも目立っていれば、君の耳に俺の声が届くんじゃないかって。

君の瞳に俺の姿が映ってくれるんじゃないかって。

君が静かに目で追っているあの子には目もくれずに。

ただ、こっちを見てほしい という思いだけが先走っている。

聞こえたところで、映ったところで、うりの気持ちは何も変わらないのに。

君のその笑顔が俺を幸せにする

その笑顔を使って人を幸せにするのは俺だけにしてよ。

今日も、誰かを見ている君を

君の横顔を見て、心みたされている