主
主
主
主
主
母
母
お母さんはいつも、オレに怒っていた。
オレが言う事を聞かない時、思っていた風にしない時。
そういう時は決まって、お母さんは大声を上げて怒る。
母
うちはお父さんも他の兄弟姉妹もいない、お母さんと二人だけ。
だから、尚更お母さんはオレに大きな期待を抱いている。
母
母
オレは頭良くないし、自分がお母さんの言ういい人生を送っている未来が、全く想像出来ない。
母
なら、オレに構わないでよ。
母
お母さん。
もう、放っておいてよ。
ザーッ…。
獅音
イザナ
獅音
目を覚ますと浴室の壁に背を着いていて、イザナが俺の下半身にシャワーを掛けていた。
イザナ
獅音
イザナはシャワーを切り、小柄ながら筋肉質な腕でオレを抱えて浴槽に入る。
イザナ
獅音
イザナ
イザナ
イザナと連絡を交換した後、家に戻って直ぐベッドに沈んだ。
スマホをスクロールして『イザナ』の連絡欄を見る。
『俺が呼んだら来い』
獅音
高圧的な言葉だが、それがとても良くて腹の奥がキュンキュンと疼く。
イザナ以外の男の連絡先を全て消し、一気にフレンドが減った。
短小野郎も、早漏野郎も、体力無しも相手しなくていい。
イザナみたいに条件揃いな男だけと相手できる、なんて幸運なんだ。
獅音
時計は9時を指している。それまで少しダンスの練習するか。
ぐ〜…。
獅音
獅音
今日のライブも成功させよう。
LIVE会場
獅音
スタッフA
裏舞台の方へ行くと、たくさんのスタッフがライトやマイクの調整をしていた。
スタッフB
獅音
スタッフC
獅音
獅音
獅音
スタッフC
スタッフC
獅音
スタッフC
獅音
BLACK社、そこは日本有数の大手企業。アイドル・歌手・ダンサー、それ以外にも衣服や銀行などのキャリアを営んでいる。
並のアイドルや衣服製作者じゃ相手にされず、契約を結んでいるのもひと握りの会社だとか。
そんな大手企業が、まだ出来たばかりのライブと俺たちが手を組む?
獅音
スタッフC
スタッフC
スタッフC
獅音
スタッフC
そう言おうとした時、ガチャ…と扉が開く。
???
逆光に照らされ、顔が良く見えない。 そいつが部屋の明かりを付けると、黒い右のワンサイドと爬虫類のような鋭い目が見えた。
スタッフC
一
獅音
一
よく見なくても分かったのは、艦○れのし○かぜのコスプレをしている。
くびれたウエストと、大きなケツ。俺と違い、全体的にむっちりとした感じ。 女で言う安産体型ってのかな。
一
獅音
スタッフA
COCO&SHION
さ、今日も頑張ろう。
イザナとまた、S○Xしたいから。
主
主
コメント
2件
んふふ☆最高
続き楽しみ! フォロー失礼します!