TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

Sm

っし…

顔も洗った

目の腫れも治まってきた

吐き気もしなくなってきた

Sm

はやく、戻らなきゃ

スッ…

Sm

……あ、れ…

Sm

(なんで、おれ……)

Sm

ドアを、開けない…んだ、…?

なんでだよ、 開ければ良いじゃないか

皆も待ってる、きっと心配してる

誤魔化すんでしょ、心配を解くために

顔なんて作れば良いんだから

だからさ

 

はやく、開けろよ

Sm

……あ、れ…?

こんな時に怖がるなよ

俺は笑顔にしてりゃ良いんだから

手、何で震えてるんだよ

怖がることないじゃん

開けてよ、はやく

Sm

……ねぇ、

Sm

なん、で……ッ

Sm

…開けてよ……、ッ

Kr

……遅いな、彼奴…

Kt

大丈夫、なのかな……、…

Kr

顔色もアレだったしな

Kt

ね…

Br

Br

僕、見に行k

Shk

俺、見に行ってくる

Br

Kt

まぁ、見に行った方がいいよね…

Kr

だな

Kr

シャークんにまかせるわ

Shk

おう

Br

じゃあ、僕も…行こうか……?

Shk

いや、俺だけで大丈夫

Shk

ありがとな

Br

…うん

Br

Br

なにか考えでもあるの?(コソッ

Shk

……まぁ

Shk

少し、な

Br

…?

Shk

じゃあ様子見てくる

Kt

いってらっしゃい

Kr

いってらー

Br

……?

Sm

………

Sm

だめ、だ……

開けれない、

開けようとしない。

Sm

どうしよ…ッ

ガチャ

Sm

!…

ドアが、勝手にッ……

Shk

…いた、

Shk

……トイレじゃなくて
ベランダだったか

Sm

…シャー、クん……

Shk

……スマイル、

まずい、シャークんだ。

こっちに来てくれた。

けど、だめ。

今の俺じゃ……

おれ、変じゃないだろうか。

素振りも、顔も、

おかしく、ないだろうか。

うまく…シャークんの顔、見れてるかな。

…笑え、てるかな……。

Shk

おいスマイル、!

Sm

Shk

何回かは名前呼んだぞ…

Shk

…お前、大丈夫か?

Sm

…ごめん、ボーッとして……

Shk

……

Sm

…なに、?どうかした……?

Shk

どうかした、じゃねーよ!

Shk

…汗だくだぞ、お前

Shk

顔色も青白いし、どうした

Shk

大丈夫じゃないだろ。

Sm

…いや、

Sm

大、丈夫。

Sm

…すこし、
昔のこと…思い出して……

Shk

……そうか。

Shk

…だから、

Shk

吐いたのか?

Sm

っえ……

うそ

Sm

…なん、で……

Shk

さっきから吐いた時の
匂いが微かにする

Shk

…トイレも、流してなかったし

Shk

……吐いたんだよな、

Sm

なん、で……、

Shk

俺は毒入りの食材を
見極める程の嗅覚がある

Shk

まぁ元から鼻は良いしな

Sm

…………

Shk

…あれから結構時間は経ってたが

Shk

戻ってくるのも遅かった

Shk

聞いといてアレだが

Shk

お前、大丈夫じゃないだろ

Sm

…いや、…そのッ……

Shk

…何があった?

Shk

ゆっくりでいい

Sm

……ッ…

Sm

………

Shk

………

無回答、か。

Shk

じゃあ、奥の部屋に行こう

Shk

テーブルからも距離がある

Shk

話は聞かれないと思う

Shk

そこなら話せるか?

Sm

………

Sm

いいよ

Sm

話しても…別になにも…

Shk

その体でどう皆に話すんだ

Sm

……

Shk

何もなくて良い

Shk

話だけでも聞かせてくれ

Sm

Sm

わかった

Shk

Sm

…奥の部屋、案内して

Shk

…おう

Br

……

Kt

…ねぇ、ぶるっく

Br

Br

どうしたの?

Kt

ぶるっく、さっき率先して
様子見に行こうとしてたじゃん

Br

うん…それが、…?

Kt

なんで、シャークんも
声をあげたんだろうなと…

Kr

あぁ、たしかに

Kr

流れるがままに任せてたわ

Br

それはまずくない……?w

Kr

すまん()

Kr

…でも、なんでだろうな

Kr

彼奴、そういうことは
他の人に任せるじゃん

Kr

めんどくさいこととか

Kt

まぁたしかに

Kr

なんでだろうな

Br

……

Kt

…?なにか、わかんの?

Br

いや、

Br

わかるんだけど…さ

Kt

わかんの!?

Kr

えぇ!?マジぃ!?

Br

ちょ、うるさい…

Kr

すまん()

Kr

…でもさ、

Kr

それ、ホントか?

Kt

うん……

Kt

ホントに、わかるの…?

Br

なんとなく察しはついてる…けど

Br

ほら、皆の情報もそうだけど

Br

スマイルの情報なんて

Br

一切シャークんに話してないし、
伝えてないんだよ

Br

もちろん、皆にも

Br

プライバシー諸々とかでね

Kt

じゃなきゃ俺も困るわ

Kr

俺もな()

Br

それはそう()

Br

まぁ、だからなんだけどさ

Br

シャークん、スマイルのやつに
多分気付いたと思う

Kt

一番鈍感そうな彼奴が…!?

Kr

マジ!?

Br

ホントそう思う…

Br

まぁ、だから

Br

話すことはできないけど

Br

僕は、事情も知ってるし
聞いたことあるしで

Br

なんとなくわかる。って言う感じ

Kr

なるほどな

Br

シャークんはホント偶然なのかな…

Kt

すごいね…偶然って

Kr

だな

Kt

まぁ、2人が戻ってくるまで
しばらく待とうか

Kr

なにしとく?

Br

そりゃ、ホテルについて…?

Kt

たしかに

Kr

それもそうか

Br

まぁ話し合うか~

Kt

だね

Kr

そうだな

Br

Br

(一体、何話す気なの?)

Br

(シャークん。)

HOTEL PETRICHOR 番外編

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

501

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚