夢を追って。

そんなバレバレだった！？

いや、俺顔に出やすいんだっけ。

そりゃバレバレなわけだ、。

認めたら、ゆあんくんも…

好きだって、言ってくれるのかな。

"期待"っていってくれてるんだし、

俺も期待して良い、よね？

ゆあんくんからの返事が来ない…。

ずっと抱きしめられているから、 顔を見ることもできない。

今どんな顔をしていて、どんな 気持ちになっているのだろう。

あぁ、ほんとずるい。

さっきまで俺がからかってたのに。

結局最終的にはゆあんくんにからかわれる。

でも、今はそんなことよりも

君と結ばれた事実に胸が込み上げる。

今が幸せすぎて仕方がない。

見上げると同時に、切れ長で真紅の瞳が 俺の視界を奪った。

一度めには見ることのできなかった、 君の瞳を今は至近距離で見つめている。

俺の視界を奪うと同時に、 レモンの味が俺の味覚を奪う。

君と俺の距離は0センチ。

意外と重たい君の愛が、

心地よいと感じる俺は、

俺も重たいせいなのか、それとも

君だったらなんでも良いのか。

夢を追った先には、深い深い崖。

ちょっとした宝物を掴む為に伸ばした手は 残酷にも届かず地に落ちた。

でも、地で救ってくれたのは…

紛れもなく君だった。

俺の夢は形を変えて、目の前に現れた。

君を追って。

向かった先にあったのはきっと…

今まで掴むことのできなかった、気づけなかった 宝物だ。

夢を追って。 【終わり】

ついに長かったこのお話も終わりました！

最後まで読んで下さりありがとうございました😭

たくさんの方に読んで頂けて幸せでした❤︎

スランプ期もあって所々よく わかんなくなってしまっていたところだけ

ちょっと心残りです、。

因みに伏線的なの皆さんは分かりましたか？

色んなところに雑だったんですけど 散りばめてました

うりさんの"依存"という言葉に反応していた方 凄すぎました、！

すごく細かい所まで読んでくださる方がいるから 書いてて楽しかったです！

次作も既に話の内容は決まっているので

書き上がり次第あげようと思います。

では次のお話もお楽しみに！