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愛和過去編

母親と父親の記憶は少しだけある

これはまだ 私が5つくらいの時

愛和 幼少期

お母さん、どうしてこんなくらいところにいるの?

お母さん

かくれんぼをしているの

愛和 幼少期

だれと?

お母さん

それは内緒よ(^^)

愛和 幼少期

お父さんは?

お母さん

もうすぐで来るよ

愛和 幼少期

お父さんもかくれるの?

お母さん

そうよ

愛和 幼少期

ンフフ(^^)

愛和 幼少期

みんなでかくれんぼたのしいね!

お母さん

そうね…

ドタドタ👞

お母さん

…!?

お父さん

悪い…遅れた

お母さん

あなただったのね

父と母は何かから隠れていた

お母さん

お金は?

お父さん

無理だった

お母さん

じゃあ隠れとかないといけないのね

お父さん

あぁ

愛和 幼少期

愛和 幼少期

かくれんぼのおにさんはいつくるの?

お母さん

もうすぐよ

お母さん

だから静かにしていてね(^^)

お父さん

なんだ、かくれんぼって

お母さん

あの子のための言い訳よ

お父さん

なるほどな

ドタドタ👞

お母さん

!?

お父さん

!?

愛和 幼少期

おにさん?

私が首を傾げた瞬間

_____

おい!

_____

ここにいるんだろ!

と叫ぶ声が聞こえた

その時私はかくれんぼの鬼だと思った

お母さん

愛和、他のところに隠れなさい

愛和 幼少期

なんで?

お母さん

急いで!

お母さん

耳を塞いでおくのよ?

愛和 幼少期

うん?

お母さん

さぁ、行きなさい

焦っていた母の顔は 1番よく覚えている

愛和 幼少期

お母さんは?

お母さん

お父さんと後から行くわ

お母さん

走って他のところに隠れておいで

愛和 幼少期

はーい

今思うと見つからなかったのが 奇跡だと思った

その後も耳を塞いで隠れていたが 今までに感じたことのない振動が 体に感じた

その振動はきっと銃だろう…

気づいたら振動は無くなっていた

愛和 幼少期

愛和 幼少期

おにさん、かえっちゃったのかな?

愛和 幼少期

お母さ〜ん

愛和 幼少期

お父さ〜ん

この時戻らなかったら 私は死んでいた

愛和 幼少期

お母さ〜ん

愛和 幼少期

お父さ〜ん

龍巳(たつみ)

んあぁ?

愛和 幼少期

!?

愛和 幼少期

お母さんは?

愛和 幼少期

お父さんは?

龍巳(たつみ)

あいつらの子供か?)

龍巳(たつみ)

お前、あおって名前か?

愛和 幼少期

そーだよ?

愛和 幼少期

おにいさん、わたしのことしってるの?

龍巳(たつみ)

お前の母親と父親が「あおをよろしくお願いします」だってさ

愛和 幼少期

お母さんとお父さんが?

愛和 幼少期

じゃあ、あおはどうするの?

龍巳(たつみ)

俺の家に来る

愛和 幼少期

おにいさんのいえ?

龍巳(たつみ)

おう

龍巳(たつみ)

ていうか、やけにこの子供理解力あるな)

事実を知ったのは 中学に入ってからだった

龍巳(たつみ)

愛和、話がある

愛和(あお)

何、改まって

龍巳(たつみ)

お前の父親と母親の話

愛和(あお)

それが何?

愛和(あお)

死んで、私を拾ったんでしょ

龍巳(たつみ)

確かに死んでる

龍巳(たつみ)

でも、殺したのが俺の部下だって言ったら怒るか?

愛和(あお)

…!?

愛和(あお)

…その部下はどうしたの

龍巳(たつみ)

もう、ここにはいねぇ

愛和(あお)

"ここには"ってことは生きてるってこと?

愛和(あお)

じゃあ、私がこ◯す

その後、泣き出した私

それを全力で止めた後 龍巳は私に話した

父親と母親は借金をしていたこと

それを返す約束が返せなかったこと

龍巳はほっとけと言ったが、 許せなかった部下が父と母をころした

私はその時疑問に思った

本当にただ、 許せなかっただけなのか?

確かに龍巳たちの金は無くなるが 個人的な恨みはないのにこ◯すなんて

そもそも、 父も母も金は十分にあると言っていた

それは嘘?

毎日疑問だけが増えていった

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