転校生のあの子は魅力的。

田中達の所に行く

牛島　凪羅　白布 【テーブル】 瀬見　天童　五色 になった。

説明中〜､､

角名が凪羅を保健室に運びに行った。

私は、強くなりたかった。

『強くなればもっと強い誰かが目の前に現れる』 そう思ったからだ。

チームから信頼され、頼られるべく存在になりたかった。

強い奴ら居る場所で、面白くて、カッコいいバレーをしたかった。

ただ、それだけだったのに。

凪羅ちゃんが居たら私たち必要無いじゃんね〜

自分が上手いからって調子乗ってるよね

勝ち組気取ってんのムカつくわ〜w

同じチームじゃなきゃ良かったのに

最初の頃は良かったんだ、

楽しいバレーが出来ていたはず

､､だけど徐々に『憧れたバレー』は消えていった。

小学生最後の試合は初戦敗退

ブロックはタイミングを合わせてくれない。

トスを上げても打ってくれない。

必死で繋いだボールは、誰一人と次に繋いでくれなかった。

この試合はまるで一人でバレーをしているようにも感じた。

悔やんだのも、私だけ。

中学生になっても結局は変わらなかった。

もう精神がボロボロで限界を『超えすぎた』のだ。

私はそれからユースもやめた。

学校では偽りのバレーをした。

毎日毎日、これを自分に言い聞かせる

残り一本のマッチの火が消えたように

私の中学校生活も呆気なく消えた。

こんな事も言うようになった

高校に行っても、変わらず偽装のバレーをする予定だった。

でも、神様はチャンスを与えてくれたのだろう

マネージャーになる道を作ってくれた

私はバレーをしたい欲望を無くすために最適だと思った。

だが、逆効果だ。

部員を見てるといつしかの『憧れたバレー』が蘇ってくる

私はチームにとって邪魔な存在だった

だからチーム皆んなが喜ぶバレーをしてきた

それでも、私の欲求は満たされない

大きな『何か』が私を動かそうとする

もう耐えれなくなった私はどうしても思ってしまう

って。