ペ チ ペ チ ペ チ ペ チ
やっぱりこうも裸足で 歩いていると音が目立つな
あんまり寝ている選手達を 起こすのは控えたいんだけどな
朱璃
終わらせよう )
朝の仕事の時間だ
.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
春奈
ピッ
春奈
春奈
目覚まし設定したの !!
春奈
間違えてタイマーを 設定してしまった
隣で眠っている桃花は ぐっすりだ
春奈
春奈
春奈
春奈は考えた
春奈
春奈
彼女は部屋を後にした
桃花
桃花
桃花
桃花
桃花
行ったのかしら )
そう思ったが次の瞬間
ピコンッ
スマホの通知音がなった
桃花
桃花
両者共に 不敵な笑みを浮かべた
私達二人は仲が良かった
愚痴もまともに言える 、 両者素直に言い合える
真っ当な友達
ここ( 青い監獄 )へ 来たのも 、
サッカーの為じゃない
目的は男なの
私のお父さんが 連合のリーダーじゃ無かったら
来れてなかった
仕事をしていなくても
アイツを虐めていても
簡単にクビにすること なんかできないわよ
私達二人いれば
なんにも
怖くない
ずっと二人でいたのよ
だからこそ!
アイツが憎かった !!
千切
千切
朱璃
朱璃
誰とでも仲良く 喋って !! 話しかけられて !!
凪
凪
朱璃
朱璃
凪
朱璃
誰とでも当たり前のように 接触して
玲王
玲王
朱璃
玲王
朱璃
褒められて 、上げられて !!
お前らだろ
桃花
凛
お前らに用はない
誰にでも心を開かれていて
桃花
桃花
あいつばっかり 。
だからこそ 、
何もかも奪ってやろうって
絶望させようって思った
とにかく私より幸せな アイツが憎かった
なのに 、
全部奪ったはずなのに
あいつは直ぐに居場所をつくる
本当
いっそのこと … タヒねばいい …
のに …
桃花
桃花
見たことある気が … )
桃花
朱璃
離してよ … !!
春奈
桃花
私の声に彼女が振り向く
春奈
春奈
春奈
訳ありでさ ~
春奈
やっぱり私の友達は
彼女しかいない
桃花
イライラしていたの
桃花
朱璃
朱璃
仕事してよ !!
朱璃
来たんなら
朱璃
やっぱりウザいわ
桃花
桃花
ふと 、横目でチラッと見ると
何本も出来上がった スポーツドリンクが置かれていた
こんな早朝から ……
ご苦労様 。
ならありがたく
この場で活かしてあげるわ♡
バシャンッ
朱璃
朱璃
春奈
春奈
桃花
桃花
朱璃
濡れきった砂糖の匂いだらけの 彼女の顎を上に向けた
桃花
桃花
作ってくれたお蔭で
桃花
朱璃
春奈
春奈
彼女も笑いながら
コイツの頭を叩きまくった
あまりにも何も言わないので
桃花
桃花
春奈
春奈
桃花
桃花
桃花
早朝は防犯カメラは メガネも見ない
厨房は選手立ち入り禁止
アイツは一人で溜め込むタイプ 。
桃花
桃花
私は 、
やっぱりコイツが憎い
基準 ♡ × 500