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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ケイト

ん…

ケイト

朝…?

窓から差し込む光で目が覚めた

ケイト

確か昨日…

私はあの後心を落ち着けるために部屋で紅茶を飲んでいた

その後ベットで本を読んでいるうちに眠ってしまったらしい

ケイト

とりあえず着替えなきゃ

ガサゴソ

着替えてる途中でふと思った

ケイト

そういえばあの後、任務はどうなったんだろう…

思わず疑問を呟く

急いで着替えた後、昨日のことを聞くために私は食堂へと向かった…

コツコツコツ

食堂の前まで来て私は深呼吸をした

ケイト

(昨日はあの後誰とも話していないし…

ケイト

(何て顔を見せたらいいか分かんないな…

ケイト

とにかくっ…!
いつも通り…

私はいつも通りの笑顔を作って食堂へと一歩踏み出した

 

 

ギィ…

ケイト

お、おはようございます

食堂に入るとリアムとハリー、ロジャーさんとエルバート様、アルフォンスさんがいた

リアム

あっ!おはよう!
ケイトちゃん!

ハリソン

おはよ、ケイト

ロジャー

よう

ロジャー

おはよう、嬢ちゃん

エルバート

おはよう、ケイト

アルフォンス

おはようございます、ケイトさん

皆、いつも通り挨拶をしてくれる

席についた所で朝思った疑問を聞いてみた

ケイト

あ、あの…

ロジャー

ん?どうした

ケイト

え、えっとあの後

ケイト

結局任務はどうなったんですか?

ハリソン

あー、あれか

リアム

任務なら延期になったよ!

ケイト

延期?どうしてですか?

ケイト

(もしかして、私が何か迷惑を…

そんなことを思っていると…

アルフォンス

任務のことなら心配しなくて良いですよ

ケイト

アルフォンスさん…?

ケイト

それは、どうしてですか?

アルフォンス

実はケイトさんがいなくなった後

アルフォンス

手紙が届きまして

ケイト

手紙?

アルフォンス

ええ

アルフォンス

何も、私達が行くはずだった市場の子供たちやらがきれいさっぱり居なくなっていたんだとか

ケイト

え、それって

アルフォンス

まぁ、簡単に言うと逃げられたとでも言っておきましょうか

ケイト

そ、そうなんですか…

ケイト

じ、じゃあ!また手紙が届いたら教えてください!

ケイト

私ちょっと用事を思い出したので行きますね…!

そう言うとケイトは食堂から出ていった

ケイトが食堂を出ていってすぐ…

エルバート

行ってしまったね

ハリソン

ケイト、いつもより笑顔がひきつってたな

ハリソン

それに用事を思い出したってのは嘘だった

リアム

確かに…言われてみればケイトちゃん
元気なかったかも…

ロジャー

それにしてもアル

ロジャー

よくあんな嘘思い付いたな?

アルフォンス

私、誤魔化すのは得意なんです

ロジャー

得意気に言うことじゃねぇだろ

アルフォンス

まぁまぁこの事は置いといて…

アルフォンス

私が手紙が届いたことなどを話したとき

アルフォンス

ケイトさん、ほっとしてましたし…

アルフォンス

自分のせいで任務が延期になったとでも思っていたんでしょうね

ロジャー

とにかく、いつものケイトと様子が違うのは明らかだな

エルバート

そうだね…

リアム

ケイトちゃん落ち込んでないといいけど…

ハリソン

まぁとにかく部屋での様子見は頼んだぞ、リアム

リアム

うん、任せて

ロジャー

俺も一応聴いとく

アルフォンス

では私とエルは用事がありますので

エルバート

あぁ、皆また後で…

パタンッ

アルフォンスとエルバートが 食堂を出ていく

リアム

ねぇハリー、ロジャー

ハリソン

ん?

ロジャー

どうした?リアム

リアム

いや、今のケイトちゃんの様子じゃ何も分からなそうだし…

リアム

何かきっかけを作った方がいいんじゃないかな?

ハリソン

きっかけか…

ロジャー

うーん

ロジャー

きっかけと言ってもなぁ…

全員が悩んでいる中、リアムが 思い付いたかのように立ち上がった

リアム

そうだっ…!

ロジャー

何か思い付いたのか?

リアム

うんっ

ハリソン

で?何をするんだよ

リアム

うん、それはね…

私は食堂を出た後部屋に戻り 心を落ち着けるために本を 読んでいた

ペラ

本のページをめくっていく

ケイト

ケイト

(内容…頭に入ってこないな…

ケイト

(昨日蘇った恐怖がまだ忘れられない

ケイト

(忘れようとしても忘れられないっ…

恐怖に飲まれそうになった時…

コンコン

ケイト

…?

ケイト

はい

返事をすると部屋に入ってきたのは…

ヴィランは駒鳥の闇を知らない

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