莉月
莉月
莉月
不思議な中学生の物語___
莉月
莉月
莉月
莉月
莉月
莉月
中学の頃
沙奈
榴奈
いつからか、長袖を着るようになった
沙奈
榴奈
こんな真夏日に
沙奈
不思議に思い聞いてみると
沙奈
榴奈
と、笑って教えてくれた
それから数日後
沙奈
沙奈
沙奈
沙奈
ある日の夜
榴奈
不在着信
突然電話が掛かってきた
沙奈
沙奈
榴奈
急いで電話に出ても何も聞こえない__
沙奈
電話を切ろうとした その時、____
榴奈
と、榴奈のか細い声が聞こえてきた
突然のことで、何を言っているのか 一瞬分からなくなった私は、
沙奈
と、聞き返してしまった
沙奈
沙奈
沙奈
榴奈
そんな私の問いには答えず
榴奈は、自分のことを ポツリ、ポツリと話し始めた
榴奈
死にたいと思いながら生きていたこと
榴奈
ネットで自殺の方法を色々調べていたこと
榴奈
榴奈
自殺をできなかったこと 生きていたいと思ったこと
沙奈
私は何も言えず ただ無言で親友の話を聞いていた
榴奈
榴奈
泣きながら、そう私に訴えかける親友
その親友の訴えに何か答えなければと 必死に言葉を探したが
精神科医でもない私に
沙奈
親友の求めている言葉を 導き出すのは、到底無理な話だった
だから、1番に思った言葉を "そのまま"伝えた
沙奈
私と一緒に生きよ
榴奈
沙奈
と告げ
沙奈
榴奈
沙奈
榴奈
今日
榴奈
通話
01:00:00
沙奈
次の日、私は親友を待っていた
でも
親友は来なかった
それから数日後
沙奈
私は、棺桶の前に立った
中で眠っているのは、
沙奈
沙奈
本当馬鹿じゃないのッッ
莉月
莉月
莉月
おつりつ