テラーノベル
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地下施設を出る頃には、 外はもう暗くなっていた。 冷たい夜風。 車へ向かう間も、 誰もあまり喋らない。 りうらは一番後ろを歩いていた。 俯いたまま。
ほとけが何回か話しかけようとして、 結局やめる。 車に乗り込んでも空気は重かった。 エンジン音だけが響く。 悠佑が前の席で大きく息を吐く。
悠佑
悠佑
初兎がちらっと見る。
しょう
悠佑は窓の外を見ながら呟いた。
悠佑
その言葉で、 また空気が重くなる。 ないこは助手席で端末を操作していた。 何かを調べている。 ifは後ろの席で腕を組み、 静かに目を閉じていた。 でも、 完全には気を抜いていない。 ふと。 ほとけが小さく声をかける。
ほとけ
りうら
ほとけ
りうらは少しだけ黙った。
りうら
軽く笑って誤魔化す。 でも、 その笑い方がいつもより弱い。 ほとけは眉を下げた。
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
少しだけ、 いつもの空気が戻る。 でもその直後。 ないこが突然口を開いた。
ないこ
全員の視線が向く。 ないこの表情は冷たい。
ないこ
悠佑
悠佑が眉をひそめる。
ないこ
ないこは画面を見たまま続ける。
ないこ
りうらの指先が止まる。 ないこは気づいていた。 でも続ける。
ないこ
車内が静かになる。 ほとけが不安そうに聞く。
ほとけ
ないこ
初兎が顔をしかめた。
しょう
その時。 ないこがゆっくり後ろを見る。 真っ直ぐ、 りうらを見た。
ないこ
りうら
ないこ
いつか(作者)
いつか(作者)
いつか(作者)
いつか(作者)
コメント
5件

🐤くんは渡さんぞ.....(( 2話も投稿ありがと~!!✨️✨️ やっぱり好きやなぁ~🎶 おやすみなさい!!
うわっ、14話読み終えた…!まず車内の重い空気、めっちゃ伝わってきたわ。りうらが痛いの隠そうとして「してないって」って軽く流すとことか、ほとけがそれ見抜いてるのも細かい描写で刺さる。最後のないこの「ほんとに何も知らないのか?」で一気に核心に迫る感じ、ゾクッとした。組織の謎、りうらの過去…やっと本筋動き出した感あるね。続きめちゃくちゃ気になる!🔥