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-花火大会当日-
兄貴と一緒に浴衣を着て、ソウヤと集合している駅前まで向かう
竜胆
蘭
蘭
蘭
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
蘭
竜胆
関東事変でソウヤに負けたあの日から、ソウヤの事が気になって仕方がなかった。
いつかリベンジしてやろう、そう思ってアイツの後ろを付けて、調べて行くうちにソウヤの性格、生活、好きな物、嫌いな物、家族、友達、全てを知りたくなった。
それが恋だと気付いたのは案外早かった。 きっと俺は、あの瞬間、ソウヤの力に魅入られてしまったのだと。
竜胆
最近やっと"友達"になれたんだ。
俺が心から愛せた人だ、手放したりなんかするものか。どんな手を使ってでも、絶対に手に入れてやる。
蘭
竜胆
蘭
蘭
竜胆
蘭
遊びは激しいくせに、人を好きになったことがない兄ちゃんらしいな...と思いながら聞いていると、駅前に見覚えのある水色のパーマが覗いた
竜胆
俺は少し早歩きをしつつ、少しかっこをつけながらソウヤの元に行く。
竜胆
アングリー
振り向いたソウヤは、珍しく前髪をピンで上げていて、おでこが見え、チャームポイントのまろ眉が目立っていた
竜胆
アングリー
アングリー
竜胆
竜胆
竜胆
驚いて、徹夜で考えていた台本が全て無に帰した。 遠くで兄貴が大爆笑してる声が聞こえる
しかしソウヤは少し驚いてから、
アングリー
と、心なしか笑ってくれた気がした
アングリー
竜胆
蘭
竜胆
そんな中、ソウヤの飲み物を買っていたらしいスマイリーが、ひょこりと戻ってきた
スマイリー
蘭
スマイリーの姿を見て、兄貴と俺は思いっきり吹き出す
蘭
竜胆
蘭
スマイリー
蘭
蘭
そう、兄貴があげたクソダサ甚平を、河田兄は胸を張って着てきたのだ
スマイリー
蘭
スマイリー
スマイリー
蘭
兄貴は酸素不足でその場にうずくまった。
スマイリーは効いたと勘違いしたのか、ソウヤにドヤって「作戦成功」とピースをしていた
スマイリー
蘭
うずくまってる兄貴に煽り散らかすスマイリー。こりゃしばらくツボは抜けなそうだ。
竜胆
アングリー
アングリー
アングリー
アングリー
竜胆
-お祭り-
スマイリー
花火大会というだけあって、色々な出店がキラキラと並んでいる
アングリー
スマイリー
スマイリー
アングリー
竜胆
アングリー
アングリー
竜胆
そうニカッと笑ってから、竜胆はスマイリーと一緒に綿あめ売り場に向かった。
スマイリー
竜胆
スマイリー
アングリー
アングリー
2人の後ろ姿を眺めながらそんなことを呟く。
蘭
アングリー
蘭
アングリー
アングリー
アングリー
蘭
蘭
蘭
蘭の指を指す方を向くと、大きな綿あめを2本ずつ抱えたスマイリーと竜胆が居た
竜胆
アングリー
アングリー
スマイリー
スマイリー
蘭
スマイリー
蘭
スマイリー
スマイリー
蘭とスマイリーが隠れて何かを話し合ってる中、竜胆は俺に出店を沢山教えてくれた。
竜胆
竜胆
アングリー
アングリー
竜胆
楽しそうに笑う竜胆に俺も少しつられて口角が上がった...気がする。
そこで蘭の言葉を思い出し、竜胆に話しかける
アングリー
蘭
蘭
スマイリー
蘭はそう言ってスマイリーの事を担いでどこかに行ってしまった。
アングリー
慌てて追いかけようとするも、竜胆に腕を掴まれ止められてしまった
竜胆
竜胆
アングリー
竜胆
アングリー
さっき蘭が言っていた事をそのまま竜胆に伝える
アングリー
竜胆
アングリー
アングリー
竜胆
竜胆
頭をポリポリと掻いてから、竜胆は真っ直ぐ俺の目を見て、俺の左手を手に取り、
そのまま口元に持っていき、短いリップ音を鳴らす
アングリー
竜胆
左手に頬を擦り寄せ、顔を真っ赤にする竜胆
アングリー
アングリー
アングリー
竜胆
それにしても、竜胆はやっぱりオシャレだ。
"友達"に対してもこんなに真剣に伝えてくれるだなんて
アングリー
竜胆
アングリー
アングリー
そう言った瞬間、目の前の竜胆が石のように固まった。
アングリー
道の真ん中で立ち止まるのもなんだったため、近くのベンチに腰を掛ける
竜胆が買ってきてくれた綿あめを頬張りながら、動かなくなった竜胆の様子を伺う。
竜胆
アングリー
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
アングリー
アングリー
コテンと俺の肩に寄りかかってくる竜胆はとてもしょぼんとしていた。
だから俺は精一杯褒め、頭をよしよししてあげた
すると気付けば竜胆はすやすやと寝息を立てて寝てしまった。
アングリー
もしや出店の位置は、徹夜で覚えてくれたのだろうか? それほどこの花火大会を楽しみに...?
アングリー
アングリー
__続く