君が居なくなって。

死ネタ注意。

人名呼びしてます。

アイツが居なくなった。

今まで何も無かったかのように。

眠って行くように。

国は死なないって言ってくれたのは、お前だろうが…

そう言って、この場を離れた。

何も考えられない。

大嫌いなアイツが居なくなったんだ。

嬉しいはずなのに

どうして

胸が締め付けられてるのか？

どうしてこんなに胸が痛いのか

俺は分からない。

寧ろ心が開放された気分になるはずなのに

全部あいつのせいだ。

お前、いつでもどこでも俺を苦しめるつもりなんだな。

そんなお前が俺は大嫌いだ。

気分が悪い。

…外は気持ちがいい。

…っアルフレッド…

うるさい。

うるさい。

俺のまんま…か。

君に元気になってもらいたい。

そんな一心で、君に近寄ってしまった

申し訳ないと感じている。

俺は間違ったことをしている。

自分でもそう思うさ。

でも

もう一度

また笑ってくれないかと

期待していただけなんだ。

ごめんね。

…

そうして数分が経った。

アルフレッドはこんなことしてて

楽しいのだろうか？

俺の隣に座ってるだけ。

雑談もしない

ずっと座ってるだけ。

こいつイカれてるのか？

こんなことしててお前にメリットなんてないだろ。

そう伝えたい。

けど今は…言葉が詰まってしまう。

声が出ないってこういう事なんだろうな。

…いや、勇気を振り絞って言ってやる。

ずっと隣に居てもらっても困る。

よし、言ってやる。

クソが…！！

もう無理なのかもしれねえ。

黙ってることしか出来ないのか…俺は。

君が泣きそうになってるのは、声から分かる。

すまない。こんな事を話させてしまって。

辛いのに。

話してくれて、ありがとう。

フランシスにその言葉が届いてるといいね。