あの日、私は君に出会った。
そして、君と2週間の恋をした。
そして、現在 2020年9月 君に出会った
私は今年何歳だろう。
何度目の夏を迎えただろうか。
1945年私は、
松井結奈は
君に、翔に
せいいっぱい 無限の人生の中で
あと数週間の人生の君に
恋をした。
結奈
今日も暑いな……
B-29が今日も日本に攻めてきた。
私は逃げない。
私は死なないから。
翔
君!何をしている!早く逃げなさい!
結奈
……。
死んでしまいたい。
そう思った。 今まで何人の死を見てきただろう。
今では何も感じない。 私は生きているのに死んでいるのだ。
永遠に
翔
……
結奈
!!!!
結奈
ちょっと!なにすんの!
彼は私を担いで走った
翔
君、見たところ15か16だろう。
君が命を失うのははやすぎる。
もっと、ちゃんと生きれない人の分まで生きるんだ。
君が命を失うのははやすぎる。
もっと、ちゃんと生きれない人の分まで生きるんだ。
結奈
バカみたい……
翔
???なにかいったか?
結奈
別に……
翔
ふぅ……やっと着いた
翔
すまない、自己紹介がまだだったね。私は柊翔、翔と呼んでくれ
結奈
ありがとう。私は松井結奈
結奈でいいよ。
結奈でいいよ。
翔
わかった。結奈質問なんだがなぜあそこに立ち尽くしていた?なぜ逃げなかったんだ?
結奈
……。
長い沈黙の中口を開いたのは 翔だった。
翔
君はなにか聞きたいことは無いかい?
結奈
あなたは、軍兵なの?
翔
あぁ、そうだ
結奈
ひとつ聞いてもいい……?
どうして、戦争なんかするの?
争いは何も生まない。
大王の座を巡り戦い続けた人々
も結局なんの意味もなかった。
なぜ、あなたたちは顔も知らな
い天皇の言うことを聞くの?
どうして、戦争なんかするの?
争いは何も生まない。
大王の座を巡り戦い続けた人々
も結局なんの意味もなかった。
なぜ、あなたたちは顔も知らな
い天皇の言うことを聞くの?
翔
……。
翔
俺には家族がいる。
俺はそいつらを守らなきゃならねぇ。
俺はそいつらを守らなきゃならねぇ。
結奈
そっか……。
翔
それに……お前に会えた。
君に……結奈に会えた。
これって偶然なんかじゃない
君の選択俺の選択がめぐりめぐって俺たちは出会ったんだ。
そんな世界であと少しだけ、家族のためにながらくいたいんだ。
君に……結奈に会えた。
これって偶然なんかじゃない
君の選択俺の選択がめぐりめぐって俺たちは出会ったんだ。
そんな世界であと少しだけ、家族のためにながらくいたいんだ。
翔
あ……えっと、すまん
話がズレちまった
話がズレちまった
結奈
……。
結奈
だとしても、私にはもう関わらないで。私はあなたたちとは違うの。
ウィィィィィン!!
結奈
(あぁ、またか)
結奈
じゃあ、それでは((((((
ドカーン!
それは私の言葉をさえぎってきた
何百年ぶりだろう。痛みを感じたのは
人に恋心を抱いたのはこれが初めてで最後だったのだと今でも思う。
主
皆様。これを読んでいただきありがとうございます
主
まだまだ続きます。
話がごちゃごちゃかもだけど
呼んでくれるとうれしい!
話がごちゃごちゃかもだけど
呼んでくれるとうれしい!
主
ではでは!