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7

第一章 別れはいつも突然に (非)日常編 夜時間 夜ご飯終わり

♥

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2024年02月06日

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柚依

全員食べ終わりましたかね?それではみなさんせーの!

一同 ごちそうさまでした!

皆それぞれ部屋に帰って行く 私は柚依さんのお手伝いがしたいからここに残ることにした

柚依

あら?紫穂さんどうかされましたか?

紫穂

あっ、柚依さんを手伝いたくて

柚依

えっ!いいんですよ!お部屋でゆっくりしていてください!

そうは言ってるけど今日はこんなにも頑張ってくれてる柚依さんを手伝ってあげたい

紫穂

ううん!今日は絶対に手伝わせてください!

柚依

うーん…そう?じゃあ一緒に頑張ってもらおうかな!

なんとか一緒に片付けが出来るようだ

???

俺達も手伝っていいか?

声のする方を見るとまだ話したことの無い2人が立っていた

柚依

わっ、ありがたいのですが、ここは2人で大丈夫ですから部屋で休んでてください!

???

そこの寝坊助はいいのに俺たちはダメってか?

寝坊助…ここの人たちは私の事寝坊助で覚えてるのかな

???

寝坊助じゃないでしょ、この子は「かほ」でしょ?

紫穂

あっ、あの私紫穂です

???

あっ…ごめん!私名前を覚えるのが苦手でえっと…「さほ」?

紫穂

紫穂です!

不思議な子が来た

柚依

橘くん、愛染さん、2人ともゆっくり休んでてください!

悪い聞こえなかった、この皿キッチンまで運んでいいんだよな

愛染

このお皿軽いねー

愛染さんは軽々と「テーブルごと」キッチンまで持って行った

柚依

おっ、お皿だけでいいですから!

柚依

愛染さん!腕痛めちゃいますから!下げて下げて!

愛染

問題ないよ!だって私はこういうの慣れてるから!

一体この2人は何者なんだろう…そう思っていると後ろから声がした

寝坊助、柚依さんを手伝うなら一緒に早くやるぞ

紫穂

あっ!はい!

わたし達はせっせこ手伝いをした

よし、こんな感じかな

柚依

たっ助かりました!

紫穂

ううん、柚依さんはいつも頑張ってるんだもん!わたし達も頑張らなくっちゃ!

愛染

さやも今日は頑張ったよね!

今日「は」頑張ったな

愛染

むー!いつもさやが足でまといみたいなこと言って!

実際そうだろ?俺が時計直してる時に何回壊したものか

この2人、もしかして知り合いなのかな

愛染

さやはゴリラじゃないもん!

いや、ほぼゴリラだろ。握力いくつあるんだよ

愛染

350kg!

350kg!?人間離れしすぎてる…この子

知ってるか?ゴリラって400kgぐらいらしいぞ

愛染

じゃあゴリラでも間違いじゃないのかな…

おいゴリラ帰るぞ

愛染

ううん、さやはゴリラじゃないもん!

じゃっ、柚依さんまた明日、寝坊助はちゃんと起きろよ?

紫穂

あはは〜

愛染

また明日ね〜!

嵐のようにふたりは去っていった…それにしてもあの二人は一体何なのだろうか

柚依

ふぅ…やっと行きましたね。あの二人配膳とか片付けをいつも手伝ってくれるんですけど

柚依

なんというか…怪我しそうで怖いんですよね〜特に愛染さんの方が…

珍しい、柚依さんが2人を苗字呼びしてるだなんて

紫穂

柚依さんはあの二人が苦手なんですか?

柚依

いえ、苦手では無いのですが、名前をおよびすると愛染さんが怒るんですよね…

柚依

「さやと呼んでいいのは恭介だけ!」「恭介って呼んでいいのはさやだけ!」だそうで…

紫穂

あっ…なるほど〜

かなり独占欲の強い子なのかな、だとしてもどういう関係性なんだろう

紫穂

そういえばあの二人ってどういう関係なんですか?

柚依

あっ、あの二人は従兄弟なんです
よ!超高校級の時計技師 橘恭介くん
そして超高校級の美容師
愛染さやさんです!

従兄弟関係でここに連れてこられたのか…血筋がある2人もここに連れてこられたとなると全員が全員初対面って訳じゃないんだ

紫穂

なるほどだからずっとお互いのことを言ってたんですね

柚依

そういうことなんです…あっ!でもあの子たちはいい子なんですよ!

紫穂

そうなんですね!なるほど…あっ、ご飯ありがとうございました!

柚依

あっ、いえいえ!皆さんが美味しく食べてくれればそれでいいんですよ!

紫穂

それじゃあ私は部屋で寝ますね

柚依

はい!それじゃあ私も帰りましょうかね

橘くん、愛染さん不思議な2人だったなぁと思いつつ2人は部屋に帰るのであった

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