死にたくて
この踏切に来た
雨が降っている今日は
凍えるくらい寒くて
君に逢いたくなった
もう逢いに行ったらダメなのに
カンカンと踏切が下がる
下がっている間僕は
君との日々を思い出していた
蒼
元カノがSNSを
更新しなくなった
俺に好きな人が出来たから
別れた
俺は付き合いはじめたから
元カノのことなんて
忘れていて
駆け込んできた
仲間が
黄
黄
そう言ったとき
俺は久しぶりに
蒼の笑顔を思い出した
電車にひかれた
蒼の体は
ぐちゃぐちゃで
顔だったものは
表情すら読み取れない
肉片になっていた
黄
泣いてるメンバー
でも、俺は
涙は出なかった
赤
赤
赤は泣き叫びながら
自分を責め立てた
桃
俺には
蒼の笑顔を思い浮かべる
蒼の声を思い出す
そんなことできない
桃
俺は
君に謝りたい
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!