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⚠︎ モブ🍍有 （暴力、嘔吐要素）
地雷さんは🔙してください
start
俺は父さんと母さんに愛されながら幸せに暮らしていた。
だけどある日、その幸せは壊された。
その日、俺ら家族は外出をしていた。
それがいけなかったんだ。
運悪く、通り魔と会い、父さんと母さんは目の前で刺されて死んでしまった。
その瞬間、俺は涙を流さなかったし、悲しいという感情も無かった。
ただ、…
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という言葉だけが心にあった。
そして、なによりも両親を殺したソイツが憎くて憎くて仕方がない。その感情がひたすらにあった。
だけど、幼い俺には何もできなくて、周りの大人達の流れでその場を後にした。
俺はそれから、叔父のところに住むことになった。
別に暴力を振るったりはしてこなかったけど、「愛」をくれなかった。
俺が何を言っても、何をしても、両親のように笑ってくれない。優しくしてくれない。
ご飯は冷たいし、布団は冬でもタオルケット一枚。
けど、これでいいんだ。
両親以外からの愛を貰ってしまうと、両親を忘れてしまいそうだったから。
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ｶﾞﾗﾗｯ
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叔父は3人の知らない男達を引き連れて、俺を指差した。
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ﾋﾟｼｬﾝ…
俺は状況が分からなかったけど、何をされるのか分からないのが余計に怖かった。
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怖い…
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怖い…
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ﾄﾞｶｯ
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怖い…
その後は何をされたか覚えてない。
目が覚めると、体は痣や噛み跡だらけ。
立とうとすると体中が痛んだ。
1番痛かったのはお腹で、お尻からは白い液体が出ているのが分かった。
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俺はその後、無我夢中で外に出た。
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🍍
何処かも分からない森の中で、俺は力尽きて倒れた。
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走り過ぎなのか、家での出来事のせいなのかは分からなかったけど、俺はうつ伏せで倒れたまま吐いた。
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そして、そのまま意識を失った。
？
あったかい…
俺、死んだのかな…
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目の前には変な髪色と変な瞳の色をして男2人。
水色の奴はなんか女みたいな顔をしている。
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というか、体が痛くない。
お尻から出ていたあの気持ち悪いのも無くなっている。
ｶﾞﾁｬｯ
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父さんと母さんがくれてたから…
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いるまって奴、今舌打ちした？？
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らんは俺の手を優しく握った。
コイツらと一緒に居れば、また…あの頃みたいに…
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俺は、これからまた「愛」が貰えるのだろうか。
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