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まっておりますඉ ̫ඉ
もふくんとの恋が始まる予感、、、(_.ω.)_:∵グハッ!! 最高です
ぅぅぅ凄ぉ...... 題名の「タイムリミット」...気になりますね...!!!
??
まだ夜は寒さが残る、3月の下旬。
現在午前1時。
人通りのない橋で、静かに流れ続ける水を見つめた。
見つめながら頭に何度もよぎるのは、両親の声。
『出来損ないだ』『なんでこんなことも出来ないんだ』
そんな言葉にもう慣れて、要らないのなら消えればいいと、自分のことながら思ってしまったんだ。
そして今ここに至る。
??
飛び込んでしまえばいい。
そう決心してここまで来たのに、いざとなると足がすくんで動けない。
裸足で走った足は寒くて痛み、脳は緊急要請を求めているのに。
何も動こうとは出来なかった。
頬を伝うのは冷たい涙。
空から零れてきた涙は私の事を更に冷やしてしまう。
ちょっと苦しいかもしれないけど、こういうやり方もありかな…
その場でゆっくり横になり、雨に完全に冷やされるのを待った
もふ
俺のベッドの上で規則的な寝息を立てているのは先程見つけた女の子。
あ、誘拐とかした訳じゃないよ?
だって橋の上で雨に打たれて横になってたら誰でも助けるもんじゃないの…?
触れた時にはものすごく冷たかったが、小さな息遣いを見つけたので助けたのだ。
俺がやるもんでは無い物だろうが、仕方なく服や体を綺麗にし、そっと寝かせた所だった
もふ
彼女が着ていた服、持っていたもの、全てに名前はなく、
どこから来た、何しにあそこに居た、どんな名前なのかすらひとつも分からない。
しかも、あんな所にいて何一つニュースに流れてこないのだ。
行方不明届け出されて逮捕されるよりはマシか…
??
考えてる間に呻き声を上げてゆっくり目を覚ました。
瞼の中にあった綺麗な青い瞳が、周りをゆっくり見渡す。
俺を見つけた途端、軽く目を見開いて見つめてきた。
もふ
??
できるだけ優しく問いかければ、ジ-っとまだ見つめてくる。
彼女の頭には?が浮かんでいて現状況を理解していないようだ。
まぁそりゃそうか
もふ
もふ
??
一瞬罰が悪そうな顔をし、軽くフイっとそっぽを向く。
??
聞こえてきたのは蚊の鳴くような声。
幼い声が震えていた
主
主
主
主
主