関崎 維統
私はもう色々わかんなくなって放心状態になりかける。
弘末 結(中3)
掛良 藍
関崎 維統
掛良 藍
弘末 結(中3)
関崎 維統
関崎 維統
精一杯の営業スマイルを送る
弘末 結
弘末 結(中3)
掛良 藍
関崎 維統
弘末 結(中3)
関崎 維統
結にほんとにそっくり
思った事をすぐに言う性格。
幽霊の方より若いからかもっとストレートな性格に見える。
掛良 藍
弘末 結(中3)
弘末 結
関崎 維統
結は不機嫌そう。
関崎 維統
弘末 結(中3)
関崎 維統
弘末 結(中3)
結(中3)の方はぱあっと笑顔になる。
弘末 結(中3)
関崎 維統
弘末 結(中3)
弘末 結(中3)
関崎 維統
あの後掛良さんと合流して、家に帰ってきた。
そして、私には悩み事が増えた。
関崎 維統
結(中3)の方に告白された。
「いきなりで気持ち悪いだろうけど、俺の事知って欲しいです!」
なんて
関崎 維統
結なんだけれども。
私はその告白にときめきもしなかった。
私は本当に将来結と付き合うのだろうか。
そして一番の問題は…
「…じゃあ、このまま聞いて。」
「実は俺、」
「もうすぐ消えるみたいなんだ」
関崎 維統
結が消えるなんて考えたくない。
中3の結に告白されて、
幽霊の結は消えるって、しかも、
「多分、維統は今の俺との生活を忘れると思う。何となくわかるんだけど…。」
関崎 維統
忘れたくない
忘れたくない
忘れたくない!
結との大切な時間
それを全て忘れるなんて
結のおかげでいじめが無くなった
結のおかげで対人恐怖症も克服した
結のおかげで友達ができた
結のおかげで…
初めて恋も知れた。
関崎 維統
関崎 維統
枕の中で私は泣いた。何分も何分も。もしかしたら1時間くらい経っていたのかもしれない。
結は消えて、結との思い出も消える
また来年、高校に行けば結に会えるけど、その時はきっと私は結のことを初対面だと認識するだろう。
それは流石に可哀想だ。
関崎 維統
弘末 結
結がドアをすり抜けてくる。
弘末 結
関崎 維統
関崎 維統
私は結に駆け寄る。
子供みたいに泣いて、泣いて。
弘末 結
関崎 維統
関崎 維統
関崎 維統
弘末 結
関崎 維統
関崎 維統
関崎 維統
関崎 維統
関崎 維統
関崎 維統
弘末 結
結が私の顔を上にあげる。
関崎 維統
弘末 結
関崎 維統
弘末 結
弘末 結
弘末 結
弘末 結
弘末 結
弘末 結
関崎 維統
関崎 維統
また涙が溢れてくる。
結は私を抱きしめてくれた。
いつものように体温は感じなくて、
それでも何故か暖かい。
きっと私達はまた、巡り会う
それを信じて、私は受験勉強に励んだ。
コメント
1件
素敵です!!