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国見英
国見英
国見英
ピチュピチュ
子鳥のさえずりが聞こえる
国見英
泣き疲れて、寝てしまったみたいだ
国見英
横にある目覚まし時計に顔を向ける
国見英
国見英
国見英
ジュー…ジュー…
何かを焼く音が聞こえる
国見英
国見母
国見英
実の母と挨拶を交わす
国見母
国見母
国見英
俺の目はきっと腫れてるのだろう
あんなに泣いたのは初めてだ
国見英
国見英
国見英
昨日のこと、そしてこれからのことを考えてたら、自然と溜め息がつく
国見英
国見母
国見英
国見母
国見英
部屋には俺の咀嚼音とカチャカチャとした母さんの片付けてる音が響く
国見英
国見母
国見英
国見母
国見英
国見英
国見母
いつものように金田一と待ち合わせをする
金田一勇太郎
国見英
金田一勇太郎
国見英
目が腫れてることを早々バレてしまった
金田一は鈍感だからバレないかと思ってたのに…
金田一勇太郎
国見英
金田一勇太郎
ちょいちょい巫山戯ながら学校への道を進んでいく
部室の扉を開ける
金田一勇太郎
国見英
及川徹
岩泉一
花巻貴大
松川一静
次々と先輩たちが返事をしてくれる
及川徹
やっぱりバレた
国見英
ここには皆いるし、及川さんだけには絶対言いたくなかったから嘘を告げる
及川徹
国見英
岩泉一
岩泉さんに言われて部室を出る
トン、ポーン、バシッポーン、ポーン
対人パスをする音が、声が広い体育館に響く
金田一勇太郎
国見英
手を上に挙げ、スパイクを打つ体制になる
トン
強打ではなく、フェイントを打つ
金田一勇太郎
ポーン
金田一がフライングレシーブで何とかあげた
国見英
及川徹
「「「「「「「「おーす!」」」」」」」」
ボールを端に寄せ、ドリンクを持ち、外に出る
ここは俺が入部してから1ヶ月経つ頃に見つけた涼めるのに最適な場所だ
国見英
腰を下ろす
国見英
無意識に砂と砂利が合わさった地面に「大好きだったよ」 と、指で書く
国見英
目の前が滲んで見える
ここで泣いちゃダメだ、と自分に言い聞かせる
涙が溢れないよう上を向き、下唇を噛む
国見英
国見英
国見英
あぁ、ダメだ、やっぱ泣いちゃうよ
もう涙が溢れてもいいや、と下を向き掌で右目を抑える
そこで俺は声を殺して静かに泣いた
及川徹
岩泉一
花巻貴大
松川一静
及川徹
及川徹
花巻貴大
国見英
国見英
涙が止まらない
???
泣きすぎて、我らが主将の声も きこえなかった
体育館裏に近い涼める場所に向かった
すると誰かの泣いてるような声が 微かに聞こえる
及川徹
その声の正体は、サラサラとした黒い髪をもつ俺の後輩、国見英だった
及川徹
国見英
及川徹
国見英
及川徹
俺は過呼吸になってる国見ちゃんの元に駆けつけた
及川徹
国見英
及川徹
国見英
及川徹
及川徹
及川徹
国見ちゃんの背中に手をつける
国見英
及川徹
国見英
及川徹
国見英
及川徹
俺は背中をさすってる手とは反対の手で国見ちゃんの頭を撫でる
国見英
国見英
国見英
国見英
及川徹
トサッ
肩に、重みを感じる
及川徹
国見英
及川徹
及川徹
岩泉一
幼馴染の声が聞こえてくる
及川徹
小声でそう言う
岩泉一
及川徹
岩泉一
国見ちゃんはきっと泣いて過呼吸起こしたことを秘密にしたいから「色々」 という言葉で伏せておく
まぁ、岩ちゃんは察したけどw
ふと、意識が浮上してきた
国見英
ゆっくりと瞼を開ける
俺の視界には保健室の景色が映り 鼻には薬品の匂いが微かに感じた
保健医
国見英
保健医
国見英
意識が沈む直前の出来事をふと思い出す
国見英
国見英
保健医
国見英
保健医
国見英
保健医
国見英
保健医
国見英
保健医
こんな優しい人が保健医でよかった
保健医
国見英
少しホッとした
保健医
保健医
国見英
国見英
浅くお辞儀をし、スライド式の扉を開けて廊下にでる
各教室から先生の声と生徒の声が聞こえる
国見英
教室の後ろの扉から入る
入ると廊下からも聞こえた生徒の声が耳に沢山入る
国見英
××
大好きだったあの声がふと耳に入った
国見英
頭の中でふつふつと浮き上がってくる彼女との思い出を振り切るように 頭を横に振った
国見英
そう思い自分の席に向かった
国見英
学校のチャイムが鳴り 昼休みを知らせる
それから弁当を食べ数分経った
???
???
突然声をかけられた
決してブサボだなぁなんて思ってないかr((殴
国見英
???
国見英
???
???
国見英
一体なんのようなのだろうか
国見英
そこには
少し制服がはだけた状態で縛られた
××がいた
国見英
××
???
国見英
××
国見英
???
葛男
粕谷
国見英
その2人は自分より体格がよく、ここで反抗や××を取り返そうとしても やり返される
国見英
××
粕谷
粕谷が銀に光った何かを俺たちに見せつける
粕谷
××
(このクソ野郎が!!!!!)
葛男
葛男が突然声を出して笑ったかと思った瞬間
××のそばへ行きシャツを脱がそうとした
俺の中の何かが プツン と音を立てた
国見英
ドンッ!!!!!
俺は葛男にタックルをかまし××を抱え2人から遠ざけた
××
国見英
国見英
国見英
国見英
殺すぞ
あれから数日後
俺は…
及川徹
花巻貴大
松川一静
花巻貴大
及川徹
岩泉一
及川徹
金田一勇太郎
国見英
部員に囲まれている
なぜか?それは…
あの場面にたまたま遭遇した新聞部の1人が写真付きで学校新聞どころが広い範囲で商店街とかにも新聞を売ってしまいそれが広まったからだ…
国見英
及川徹
岩泉一
国見英
国見英
松川一静
及川徹
国見英
全員
金田一勇太郎
国見英
金田一勇太郎
国見英
金田一勇太郎
金田一勇太郎
及川徹
花巻貴大
国見英
国見ちゃんが休みの日
及川徹
金田一勇太郎
金田一が大きく声を出してこっちに近づいてくる
及川徹
金田一勇太郎
すると誰かが近づいてきた
花巻貴大
松川一静
岩泉一
及川徹
昼休み、俺たちは国見ちゃんの教室にいた
及川徹
なぜ来たのか説明をし、彼女を見る
××
及川徹
××
彼女は恥ずかしそうに俯いた
××
××
××
××
××
××
××
××
××
××
及川徹
及川徹
××
××
××
××
××
××
××
××
××
××
××
××
××
及川徹
岩泉一
幼馴染が口を開く
××
岩泉一
爆弾発言投下…いや岩ちゃんいつもそんなこと気づかないよね!?よく気づいたね!?
××
花巻貴大
松川一静
花巻貴大
××
××
××
××
と、彼女は真相を話した
及川徹
××
及川徹
俺はあの日の朝練に起きたことを話す
及川徹
及川徹
××
及川徹
及川徹
及川徹
及川徹
及川徹
××
××
及川徹
そういった彼女の目は真面目な目だが、国見ちゃんのことしか頭に入ってないような目をしていた
××
私の母に声をかける
××母
××
××母
私が久しぶりに彼の名を言うと母は全て見透かしたように言った
××
ピーンポーン
突然家のインターホンが鳴った
<英〜ちょっと出て〜今手が離せない
キッチンからそんな声が聞こえた
国見英
国見英
鍵を開けゆっくりと扉を開ける
国見英
そこに立ってたのは
国見英
××
彼女が大きな声で言う
××
国見英
そんな言葉に対する返事は もう決まってる
国見英
国見英
国見英
国見英
国見英