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病院に入院してる少女
私の彼の色は青です
病院に入院してる少女
でも私の彼はまだ大人しいです
病院に入院してる少女
偶に薬を飲むだけで生かしてくれる
病院に入院してる少女
でも偶に変な夢を見るんです
黒澤
どのような夢ですか？
病院に入院してる少女
誰かも知らない人が私を乗せて乗り物を運転するんです
黒澤
私も似たような夢を見るんです最近よく
病院に入院してる少女
そうなんですね
病院に入院してる少女
私達変な共通点持ってますね
黒澤
本当ですね
咲良
吐き気止め持ってまいりました
黒澤
ありがとうございます
病院に入院してる少女
それにしても貴方はよく泥のように眠りますよね
病院に入院してる少女
まるで意図して眠らされてるかのように
黒澤
はは、そうなんですね
黒澤
私は少し眠りますね
病院に入院してる少女
あ、はい次起きた時名前を教えて下さい
ウタマロ
すみません黒澤様今回は私の方から呼ばせて頂きました
黒澤
どうしたのですか？
ウタマロ
貴方は病気の彼についてどう思うか聞きたく思いまして
黒澤
え？病気の彼？ですか
黒澤
人を死に至らしめる大変な病気だと思います
黒澤
その彼という病気がどうしたんですか？
ウタマロ
実は貴方の未来に関わる事だけは言っておきます
ウタマロ
そしてその関わりが来た時私の方で呼ばせて頂きます
黒澤
そ、そうなんですか…
ウタマロ
すみません、それでは次の眠りの時にお会いしましょう
黒澤
待ってください
ウタマロ
何でしょう？
黒澤
ウタマロさんは記憶を見せれる記憶にも限りがあるんですか？
ウタマロ
基本あなたの人生で見た限りの物は思い出せます
ウタマロ
ですが余程長い記憶、薄い記憶などはその分体調が優れません
ウタマロ
なのでオススメはしません
ウタマロ
後は他人の記憶を除く時何かを捨てる覚悟が必要となります
ウタマロ
そこをお忘れなきように
黒澤
他人の記憶を覗けるんですか！？
ウタマロ
えぇ、ですが見れる記憶は貴方とその人が仲間だと思ってる人だけです
黒澤
仲間ですか…
ウタマロ
大丈夫です、貴方には味方ができます
病院に入院してる少女
おはようございます
黒澤
あ、どうも
病院に入院してる少女
今回は眠りが浅かったですね
寿
あ、申し遅れました私は
寿 美波です
寿 美波です
黒澤
どうも寿さん
私は黒澤 雪夜です
私は黒澤 雪夜です
寿
黒澤さんですねこれから短いかもしれない仲ですがよろしくお願いします
黒澤
はい、お願いします寿さん
咲良
黒澤様
黒澤
はい
咲良
そろそろ夜なので私はこの病室から出ます
咲良
何か体に以上がありましたらナースコールを押して下さい
黒澤
分かりました
お疲れ様です咲良さん
お疲れ様です咲良さん
咲良
それでは
寿
私も寝ますね
黒澤さんおやすみ
黒澤さんおやすみ
黒澤
寝すぎて眠たくないな
黒澤
綺麗な月だなぁ
黒澤
あれ？あんな場所に鏡あったけな？
周囲を見渡す
黒澤
誰も観てないし
この病室は寿さんだけ
この病室は寿さんだけ
黒澤
今ならあの鏡を調べれそうだな
黒澤
何だ？この鏡何故か吸い込まれるようだ
黒澤
手で触れてみるか
黒澤
って、うわ！？
黒澤
ここは何処なんだ？
黒澤
鏡の中に手を入れて
体が吸い込まれて
体が吸い込まれて
黒澤
もしかしてここは鏡の中？
咲良
ﾎﾞｿﾎﾞｿ
黒澤
あれは？咲良さんか
黒澤
でも何で？
黒澤
ここは鏡の世界で咲良さんは事務室に戻ったと思われるし
黒澤
今ならまだ、逃げれるがこの世界の人何故か人に見えない
黒澤
なんだかドロドロしてるような気がする
咲良
…
黒澤
あれ？あの咲良さんもなんかドロドロしてるような…
咲良？？
…
黒澤
何故見つめられてるんだ？
咲良？？
ｱﾞ、ｱﾞｱﾞｱﾞ、ｱﾞｱﾞｱﾞ、ｱﾞｱﾞｱﾞ
黒澤
何だ！？急に襲ってきた
黒澤
咲良さん？落ち着いて
咲良？？
殺す
黒澤
心の声(多分この咲良さんは本物じゃない多分偽物、このままだと殺される)
黒澤
逃げるしかないが出口は何処？
ウタマロ
黒澤様こちらです
黒澤
ウタマロさん！？
ウタマロ
この鏡に飛び込んで！
黒澤
はい！
黒澤
心の声(何故ここにウタマロさん？いや今は逃げてから考えよう)
黒澤
はぁはぁはぁ、あの世界は何だったんだ！？
寿
大丈夫ですか？
黒澤
あ、すみません起こしてしまいましたか？
寿
いえ、眠れなくて
寿
そして鏡の中に黒澤さんが入っていったのが見えて
黒澤
すみません私も興味本意で近ずいたもので
寿
そ、そうなんですか…
寿
多分悪い夢を見て疲れてるんだと思います
寿
今日は大人しく眠りましょう
黒澤
そうですね
黒澤
心の声(だが疲れがあるしこれは多分現実)
黒澤
心の声(明日に調べるのとウタマロさんにこの事を聞かないと)
黒澤
心の声(ウタマロさんに会うために寝るか)
ウタマロ
お疲れ様です
黒澤
助かりましたウタマロさん
ウタマロ
いえ、私は何もしておりませんよ
黒澤
じゃあ何でウタマロさんはあの鏡の世界へ？
ウタマロ
あそこは…
ウタマロ
いえやめときます
ウタマロ
貴方の心身の健康の為にも
黒澤
ウタマロさんお願いします教えてください
ウタマロ
無理です
黒澤
それじゃあこれからもあの世界へ向かいます
ウタマロ
困りましたね
ウタマロ
それじゃあ貴方に身を守る手段を与えます
ウタマロ
そして身を守る物を手に入れたらその世界の事についてお教えします
ウタマロ
しかしあの世界は貴方の人生を狂わせます
ウタマロ
それでも聞きますか？
黒澤
はい！聞きます
ウタマロ
それではこちらをお受け取り下さい
黒澤
これは…銃？
ウタマロ
そうです
ウタマロ
その銃は貴方の魂であり決意とも言える存在
ウタマロ
その銃は普通は撃てません
黒澤
じゃあどのように撃つんですか？
ウタマロ
魂、もしくは決意です
黒澤
魂？決意？
ウタマロ
その時の意思を力に変えて撃ちだす
黒澤
魂を使うというのは？
ウタマロ
それは…
ウタマロ
何も決意は込める必要はありませんが…
ウタマロ
寿命を使い撃つ弾です
ウタマロ
決意よりは強いですがその分寿命を失います
ウタマロ
後はその銃には人によって違う力が備わってます
ウタマロ
私には分かりませんがね
黒澤
そうなんですか
ウタマロ
後注意点があります
黒澤
何ですか？
ウタマロ
鏡の世界に入れる人は貴方が銃を出す所が見えるのでご注意を
黒澤
あの、銃の出し方が分からないのですが
ウタマロ
銃は名前を呼び来てくれと念じれば出てくれます
黒澤
私この銃の名前知らないのですが
ウタマロ
私も知りませんが貴方には教えてくれますよ
ウタマロ
何か大事な契約をすることになりますがね
黒澤
そ、そうなんですか
ウタマロ
使わないとは思われますがその銃は現実でも出せます
ウタマロ
ですがその銃は人に向けて使わないで下さいね
ウタマロ
その銃は人を壊してしまいますからね
黒澤
説明ありがとうございます
ウタマロさん
ウタマロさん
ウタマロ
いえ、これが私の役目ですから
ウタマロ
それでは次の眠りの時にお会いしましょう
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