テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒＆𝘓𝘖𝘝𝘌

第3話 - 𝐽𝑈𝑁𝐺𝐾𝑂𝑂𝐾＆𝐿𝑂𝑉𝐸　𝑃𝑟𝑜𝑙𝑜𝑔𝑢𝑒３＿𝐽𝐼𝑁_

100

2022年05月11日

#BTSで妄想

#BTS

#BTSのBL

#グク

#BL

#ちょいエロ

♡ami♡

一か月前ー。

𝐽𝐼𝑁

ジョングガ…、いる？

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

はーい、いますよっ！

𝐽𝐼𝑁

開けるねー？

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

はーい

夕食後、ジンヒョンが僕の部屋を訪ねてきた。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

どうしたんですか？

𝐽𝐼𝑁

いや、暇だったからさ、遊びに来ただけ。

そう言った、ジンヒョンの顔は大人びていた。僕はベッドの上で最近ハマっているスマホゲームをしていて、ジンヒョンは僕の隣に座って、僕のスマホの画面を見ていた。最近あった、面白い出来事とか、くだらない話で盛り上がっていたら、急に。ドサッ。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

え…、っちょ、ジンヒョン…？

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

何…何してるんですか…？

𝐽𝐼𝑁

ジョングガ…僕…

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ジンヒョン…？

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

っちょ、離してくださいっ！

𝐽𝐼𝑁

ジョングガ…

気づいたら、僕はジンヒョンにベッドに押し倒されていた。抵抗しようと、ジンヒョンにベッドに押さえつけられた手を動かそうとしたけど、ガッチリと押さえつけられていて、抵抗できなかった。ジンヒョンは、いつも以上に真剣は顔をしていて、僕は悟った。この人は…本気なんだ…って。僕はもう、成人している。だから、今、これがどのような状況かは理解できる。もう、何も知らない、純粋な子供じゃないんだ。そして、この後起こる事も、予想はつく。抵抗できないから、絶望した。ジンヒョンは、男の顔をしていて、怖かった。いつものジンヒョンじゃなくて。僕がお兄ちゃんとして慕っていた人に、尊敬していた人に、頼っていた人に、信じていた人に、こんな… こんな事をされるとは。信じられなくて。怖かった。

𝐽𝐼𝑁

ジョングガ…、ごめん。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

っっ…、謝るんなら、謝るんなら、どうしてこんな事っ…！？

𝐽𝐼𝑁

好きなんだ。どうしようもなく、好きなんだよ。

𝐽𝐼𝑁

お前の事が。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ジンヒョンッ！やめ…やめてくださいっ！離してっ！

でも、ジンヒョンの手はびくともしなくて、そこには圧倒的な力の差があった。ジンヒョンの手が、僕のシャツをゆっくりとめくった。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ジンヒョン…。

ジンヒョンの温かいはずの手が、いつもよりずっと冷たく感じた。静寂の中、ジンヒョンの指先がシャツの下の部分に触れる。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

んんっ…っちょ…んあっ

𝐽𝐼𝑁

こんな声、出すんだな。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ちょっ…ジンヒョぉンっ…んんっ

ジンヒョンの手がゆっくりと焦らすように動く。こんな… こんなことになってほしくはなかった。ジンヒョンの頼れるお兄さんとしての像が目の前で崩れ落ちた。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ジンヒョンっ…、や、やめてっ…んあっ！んんっ…やめ…んんっ！

𝐽𝐼𝑁

グガ…、気持ちよくしてあげるから。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

や、やめてくださっ…いっ…んんっ！

ジンヒョンの手が… ゆっくりと下に降りていく。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ジ、ジンヒョンっ！そ、そこは…本当にっ！

𝐽𝐼𝑁

もうこんなに…ふふっ

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ジンヒョンっ///まじで…ちょっ…

静かな部屋に響き渡るいやらしい音に、泣きたくなる。そして…しばらくして…。僕はヒョンと… ジンヒョンと、一つになった…。こんな… こんな状況でも感じまくって声が出てしまう自分への怒りと、ジンヒョンへの軽蔑の気持ち、悲しいのと、悔しいのと、恥ずかしいのと、怒りと、絶望と、そんな複雑な感情が僕の中で渦巻いて… だんだんと目の前が、暗くなっていった。そこからは、覚えていない。どうやら、気を失っていたようで。でも、一番絶望を覚えたのは、その翌日の出来事だった。朝起きて、リビングに行くと、そこにはヒョンたちがそろっていて、異様な空気が流れていた。

𝘑𝘐𝘔𝘐𝘕

おはよ。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

おはよう…ございます……。

ジンヒョンの視線を感じたが、絶対にジンヒョンの方は見ないようにしていた。

𝘑𝘐𝘔𝘐𝘕

昨日…、あの音だけど…ジンヒョンとジョングギのですよね…？

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

！？

あの音…？ジミナヒョンが口に出した瞬間、僕は絶望した。

𝑅𝑀

本当に、ジンヒョンとジョングギだったのか…？

𝐽𝐼𝑁

……。

𝑆𝑈𝐺𝐴

……。

𝐽-𝐻𝑂𝑃𝐸

ジミナとナムジュンとテヒョンアとリビングでトランプしてたら、

𝐽-𝐻𝑂𝑃𝐸

聞こえてきたんだけど…。

𝑅𝑀

ああ。

𝘑𝘐𝘔𝘐𝘕

うん。夕食後。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

……。

𝘑𝘐𝘔𝘐𝘕

シュガヒョンは、気づきましたか？

𝑆𝑈𝐺𝐴

え？ああ、隣の部屋で作業してたら。まぁ。

あまりの恥ずかしさに、顔から火がでそうになった。バレていたなんて…。

𝘑𝘐𝘔𝘐𝘕

ジンヒョン！みんなで約束してたじゃないですか！抜け駆けはなしだって！

𝐽-𝐻𝑂𝑃𝐸

そうだよねぇ？正々堂々と勝負しようっていってたし。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

え？何をですか？

𝑅𝑀

あ…ジミナ、ホバ…、それ言っちゃダメなやつ…

𝘑𝘐𝘔𝘐𝘕

あ。

𝐽-𝐻𝑂𝑃𝐸

…。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

何を隠してるんですか…？

話によると、ヒョンたちは僕の事を恋愛的に好きらしい。だから、喧嘩にならないために、抜け駆けななしで、正々堂々と僕をめぐって勝負しようとしていたそうで。この話を聞いて、吐き気がした。あんなに好きだったヒョンたちに。家族同然のように思っていた、ヒョンたちが。自分の事を恋愛対象としてみていたことに、吐き気を覚えた。確か、その日からだ。僕が、ヒョンたちを真っすぐに見れなくなったのは。

𝘑𝘜𝘕𝘎𝘒𝘖𝘖𝘒

ああ…、なんであんな事、思い出したんだろ…。はぁ…。

絶対に思い出したくなかった一か月前の出来事を思い出してしまったからか、気分が悪くなって、ペットボトルの水を一気に飲み干した。