ポロッ…ポロッ…
自然と涙が溢れてきて
辛くて辛くて
ここからずっと抜け出したくて
でも、
意地でもあなたに見てもらいたいから
僕は貴方だけを追っているの
ねぇ、
夏の放課後だけの 秘密の時間
僕は貴方を、貴方だけを ずっと見つめていた
貴方がふと顔を上げると目が合いそうになって 凄くドキドキした
僕は生徒会長
貴方は書記
完全に2人ではなかったけど 僕は貴方以外見えていなかったよ
この日は特にだったかな
莉犬はずっと僕を支えてくれる親友 頼り易いから頼りすぎてしまう
いつもはお調子者で でも時寄り魅せる笑顔とフォローが魅力的な 僕の大好きな人
ナデナデ(頭撫でる
とても優しい彼 人を褒める時に出る癖は頭を撫でる事 これで何人の人が期待を胸に寄せたか計り知れない …僕もその1人…
なんでだろいつもは彼女さんの話してる時笑顔の癖に 今日は元気ない?
ポロッ…
ポロッ…ポロッ…ポロッ…
ポロッ…グスッ…ポロッ…ポロッ…
ナデナデ(頭撫でる
クルッ(後ろ向く
ギュ…(背中に抱きつく
ギュ(前から抱きつく
貴方のその温もりが愛おしくて でも悲しくて寂しくて こんなに愛おしく感じた人は初めてだ
僕の首元に伝う雫と吐息の感触がとても苦しそうで
ギュッ…
無言で抱きしめる力が強くなる君 凄く幼く感じた
こんなに弱っている先輩を見るのは初めてで 本気で彼女さんを愛してる事が伝わって少し虚しくなった
利用される立場でもいいから 少しの時間だけ彼の温もりがほしかった
彼の家に着く頃にはもう辺りは暗くなっていて 先輩を1人にしないで良かったと思った
ギュッ…
僕達は帰って来てもずっと抱きしめ合っていて 時間が止まっていたみたいだった
僕より背が高くて でも軽くて 白い肌と艶のある髪と長い睫毛と
かっこいい最高の先輩 全部全部僕のになってくれればいいのに
自分でも最低な考えなのは分かってる
でももう取り返しがつかない
ギュッ…(抱きしめる力が強くなる
ずっと隠そうと思っていたのに 先輩が前にいるといつも思い通りにいかない
ギュッ(背中に抱きつく
チュッ…
もっと触って もっと僕を求めて ぐちゃぐちゃに壊して
グチュ…グチュチュ…
先輩も僕に溺れればいい 抜け出せない沼に溺れればいい 僕が先輩に溺れているように
壊れるまで愛して
朝起きると君は隣に寝ていた
行為をした事に抵抗はないけれど 何故かとても虚しい 君はただ純粋に忘れる為に僕を利用したのか それとも少し僕に気持ちがあるのか分からない。 行為中のあの甘い声も表情も身体も 他の人に見せてると思うと余計に
虚しい。
利用される時だけでも幸せだと思ってた
でも現実は
僕の心は違った
ねぇ、
コメント
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え、ループ?(違ったらごめんなさい)