相澤消太
上手く丸め込みやがって。
何故か半分キレ気味の相澤先生
夢主
でも、教室行かないと遅刻しちゃいますから。
相澤消太
...走る気にもならないが。
相澤消太
はぁ...もう遅れたからいいか。
夢主
えっ!?
それはそうだけれど、、
相澤消太
どうせ俺が居なくても、HR出来るだろ
ゆっくりと廊下を歩き出した
相澤消太
教室に早く行きたいなら行け。
相澤消太
俺が居なくてクラス回ってるか知らないが。
多分早く行っても、何も変わらない
それはもう分かったので、隣を歩くことにした
置いていかれないように。
夢主
...相澤先生、
相澤消太
ん、どうかしたか。
いつも通りの言葉が返ってくる
夢主
今日、個性を使う授業の時、あのっ、
相澤消太
...あぁ、
言葉が上手くまとまらない。
でも、相澤先生が聞いてくれるから
ちゃんと、伝わるように話さないと
夢主
私、、頑張ってみようかなって思って
夢主
逃げてばっかりじゃ、ダメだって気づいたので、
そう伝えると、理解してくれたみたいだ
相澤消太
大丈夫だ、個性が暴走しても俺がどうにかする。
そうだ、私の隣にはプロヒーローだ
あの、イレイザーヘッドが隣にいる
そう思うだけで、強くなれた気がした
相澤消太
着いたぞ。
夢主
!...は、はいっ。
夢主
...すみませんでした、、
相澤消太
謝るな、お前一人のせいなんて言ってない
夢主
でもっ、
相澤先生の体には、傷がついていた
私が、傷つけてしまった。
夢主
個性が、暴走して...
相澤消太
だから、謝るな。
相澤消太
教師として、責任が俺にはある。