飛鳥のところに行ってって言われてもな〜
あの時は、突発的に行っただけだけど
いざ、部屋の前に立つとどう話しかけていいかがな〜
でも、行くしかないか〜
コンコン。
伊智皇 蒼眞
飛鳥〜 入るよ〜
齋藤 飛鳥
うん…ってえ? あ?
齋藤 飛鳥
え?待って蒼眞くん!?
伊智皇 蒼眞
失礼しまーす。
齋藤 飛鳥
うん。
伊智皇 蒼眞
飛鳥、もういいよ。
伊智皇 蒼眞
気にしなくても、大丈夫だよ
伊智皇 蒼眞
飛鳥が思ってるほど俺は気にしてないし、俺は飛鳥が無事でよかった。
齋藤 飛鳥
でも、蒼眞くんは、大好きなバスケが出来ない。私はそれを奪った。
飛鳥が泣き出した。
伊智皇 蒼眞
飛鳥、おいで
そしてハグをした
伊智皇 蒼眞
俺はね、バスケよりも大好きなものを見つけたんだ。だから、俺は失わなくて良かったんだ。
齋藤 飛鳥
え?
伊智皇 蒼眞
俺はさ、飛鳥が好きなんだ。
伊智皇 蒼眞
だから、飛鳥が怪我しなくて良かった。守れて良かった。
こんな時で言うんじゃないけど
こんな時で言うんじゃないけど
伊智皇 蒼眞
俺と付き合ってください。
齋藤 飛鳥
うん。私でよければ
伊智皇 蒼眞
これからはもう離さない。
伊智皇 蒼眞
俺の人の前で泣くな。泣きたい時はまたおいで。
伊智皇 蒼眞
泣き止むまでずっと一緒にいる。
齋藤 飛鳥
ありがとう。大好き
伊智皇 蒼眞
急にやめろよ
続く