急に転生して幼女になったんで推しに会いに行こうと思います

知ってます、絶賛公開中ですよ。アニメ勢ですけどね

他の仕事が残ってるのに態々来てくれたのか…ちょっと罪悪感が…

その罪悪感を打ち消すように五条さんが私を抱き抱える

なぜ抱っこ？

あのー、いくら私の容姿が幼女でも中身はピチピチのJKなんすよ。思春期真っ最中なんですよ

あ、どうも〇〇です。あの後なんやかんやあって学長室…？に着きました

私が呪霊だということ、自分が呪霊ということを認識していないということを全て話した んで今は問い詰められた挙句無言で睨みつけられてます

怖いです。現場からは以上です

少し間を開けてから学長が口を開いた

連れてきた当の本人は後ろで腕組みしながら壁にも垂れてこちらを見ているだけ

昔誰かが言っていた言葉をそのまま学長に言った、誰かは忘れてしまったけど大事な人だった気がする

あれ、これ不味いこと言った感じ…？

って言うかそもそも私呪霊なんだよね…！？私生きてちゃいけないじゃん！

呪霊が死ねば確かに人々報われるけど！！

これは…地雷踏んだな…

ねー、とニッコリ笑いながら私の横に来て私の頭を撫でる五条さん

はぁぁぁ…疲れた…学長怖し。

学長に手を振り外に出る、人生で1番緊張した場面だと思う

再び抱っこされる私(JK)

そして廊下を歩く五条さん

JKなんですｯｯ！！ 中 身 女 子 高 校 生

言い方()

流石に横に顔面国宝が居たら私耐えられない、ずっとこの感じじゃん、無理無理

色んな意味で危ない

そう言いながら私を下ろしてくれた五条さん

私が頭上にハテナを浮かべていると五条さんが私の前に手を差し出した

一石二鳥じゃん？と言いニカッと笑った

推しに会え無いｯｯ……推しは2年生なのに…

これは大問題が発生したぞ…？