『 ラ ス ト シ ー ン 。 』

ラ ス ト シ ー ン 。

この世の中に

物語の1言目で"わかれよう"と言われるヒロインはいるのだろうか。

振られた人の1言目は、だいたい " なんで " で始まり

汚い泣き声で終わる

空でさえ空気を読んで、雨にかえる

きっと、私の涙を誤魔化してくれてるのだろう。

彼が歩いていく姿を

ってヒロインは言って可能性をかける

すると、彼はね

って言うんだよ。これが 運命

誰も叶わなく、敵わない

雨でさえもごまかせない 運命

君にとってはね。

わたしにとってはね

周りにとってはね

なら、雨にとっては？空にとっては？木 にとっては？

あぁ、これが

報 わ れ な い 恋 視 点 か ら の 、

" 運命 " なんだ ね 、 、

やっと振られた理由がわかる。でもね、もう遅い

『 ラ ス ト シ ー ン 』

は

過ぎたのだから。