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第16話「不幸な城」
俺の人生は散々だった。
桐ヶ谷
暴力を振るい、酒に溺れている親父。
見て見ぬふりをして、夜は男とホテルに行く母。
俺の食事はいつも友達に分けてもらってた
風呂だって週に1回行ければ幸運。
家族みんなで温かいご飯を食べたのはもう何年も前のこと。
それでも生きていたのには理由があった。
朝ヶ谷
朝ヶ谷
俺の弟、朝ヶ谷がいつも元気つけてくれた。
俺は弟がいてくれただけで辛い事が忘れられた
もういっそのこと、2人だけの世界になればいいのに。
それに、弟を1人にしたら弟に標的が行く。
だから俺は死ねない。死ぬつもりもない。
そう誓ったのに__。
桐ヶ谷
桐ヶ谷
桐ヶ谷
弟は…
死んだ。
桐ヶ谷
不慮の交通事故だったらしい。
俺の人生に光が灯されなくなった。
もう、生きていく必要も理由もない。
最後の夜を過ごそうと俺は家へ帰った。
ここで俺は生きていく理由を見つけた。
桐ヶ谷
俺は親が涙を流すような人だと思ってた。
桐ヶ谷母
桐ヶ谷母
桐ヶ谷母
桐ヶ谷母
桐ヶ谷
桐ヶ谷父
バチンッ
その大きな破裂音は平手打ちされた音だった
俺は平手打ちされた事にも気づかないくらい
この状況に今更絶望を抱いた。
死んでも尚、名前を呼ばない。
死んでもいつも通り。
俺は…とうとう…
桐ヶ谷
桐ヶ谷父
桐ヶ谷
桐ヶ谷父
桐ヶ谷父
桐ヶ谷
桐ヶ谷
桐ヶ谷父
カキンッ
酒ではなく、ハンマーを振り下ろした。
親父は頭から血を流して倒れた。
桐ヶ谷母
桐ヶ谷
桐ヶ谷
桐ヶ谷母
桐ヶ谷母
桐ヶ谷母
桐ヶ谷
桐ヶ谷
桐ヶ谷母
グチャッ
あー…馬鹿だな、俺。
組織に入って、
仲間の暖かさを知って、
ならのことを好きになって、
絶対守ろうと思ったのに……
なら
ならのそんな表情も声も…初めて聞いたな。
シエル
シエルのそんな表情だって、初めてだ。
キルア
ダメだ…喉が焼けたように痛くて声が出せない
能力が…使えない、
キルア
なら
キルア
なら
キルア
なら
シエル
キルア
キルア
カキンッ!!
キルア
桐ヶ谷
キルア
シエル
キルア
キルア
なら
キルア
シエル
シエル
その時だった
バンッ!!!
大きい爆発音が聞こえたのは。
なら
なら
シエル
なら
なら
シエル
シエル
キルア
レン
キルア
レン
レン
キルア
キルア
めぐ
葵
普
葵
普
「あの…助けてくれませんか…?」
如月
普
葵
如月
葵
如月
如月
如月
普
如月
如月
如月
如月
普
如月
葵
葵
如月
葵
普
如月
裏門
なら
なら
シエル
なら
シエル
シエル
シエル
なら
なら
なら
シエル
シエル
シエル
なら
なら
なら
シエル
シエル
なら
葵
如月
如月
葵
普
如月
如月
葵
如月
普
普
如月
葵
葵
如月
普
如月
「桜様の物なので。」
葵
如月
葵
普
葵
如月
如月
如月
葵
葵
葵
バタンっ
普
葵
如月
普
普
普
如月
普
如月
普
バタンっ
普
普
如月
如月
如月
普
なんだろう…暖かい……
あれ…私何してたんだっけ…
なんで視界が真っ暗なの…?
あ…そっか…目を閉じてるからだ、
瞼重いなぁ……
起きよう、
葵
普
「あら、起きたのね。」
「大変だったのよ?」
「城をうろつく虫がいるって…」
葵
普
普
桜
葵
葵
桜
桜
葵
桜
普
桜
葵
普
桜
「どう殺してあげようかしら。」