TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

康二

辰にぃ…

辰哉

ん?

康二

学校……行きたくない

辰哉

どうして?

康二

(翔太の顔を見る)

翔太

昨日、俺に言ったみたいに
言ってみろ

康二

ドンッ、バンッ

辰哉

え?どういうこと?

翔太

そうなるよなw

康二

△△先生が……

全部話して

辰哉

先生が出す音が怖いのか

康二

(頷く)

辰哉

イヤーマフしても無理
そう?

康二

無理やと思う

辰哉

1回チャレンジしてみない?

康二

チャレンジ?

辰哉

やってみてダメだったら
早退してもいいし

康二

(自分を叩き始める)

辰哉

康二、痛い事しないよ
(康二の手を抑える)

康二

学校…行かなあかんのは
わかってんねん…

康二

でも、学校行って…△△先生
に怒鳴られるのも怖いねん…

辰哉

そうだよな

康二

俺…弱虫やんな……

辰哉

康二は、弱虫なんかじゃ
ないよ

康二

だって、弱音吐いて
ばっかやし

辰哉

弱音吐く事も大事だよ?

康二

グスッ…グスッ

辰哉

ゆっくり康二のペースで
いいんだよ

次の日の朝

翔太

大にぃは?

辰哉

大介は、アニメのイベント
行くって5時頃出かけた

翔太

ふーん

辰にぃ、康二知らない?

辰哉

え?部屋に居ない?

居ない

辰哉

お風呂場かな
俺見てくる

お願い

ガラガラ

辰哉

康二、こんなとこに
居たの?

康二

グスッ…

辰哉

康二?どした?

康二

グスッ…グスッ

辰哉

なんで泣いてるか教えて
欲しいな

康二

おねしょ…しちゃった……

辰哉

そっか

康二

ごめんなさい

辰哉

謝らなくていいよ
1人で着替えれたんだね

康二

ん…

辰哉

もしかして、洗濯機
康二が回した?

康二

(頷く)

辰哉

汚れたの自分で
片付けれたの?
偉いじゃん

康二

偉くない!

辰哉

え?

康二

おねしょしたから
悪い子や!

辰哉

悪い子じゃないよ?
誰だって失敗するんだから

康二

でも…

辰哉

それに、自分で洗濯まで
出来たんだから凄いよ?

康二

うん……

辰哉

朝ごはん食べて学校
行こっか

康二

学校行かへん!

辰哉

じゃあ、とりあえず
朝ごはん食べよ?

康二

ご飯も食べへん!

康二が部屋に走って行く

大丈夫そう?

辰哉

ダメ、完全に落ち込んでる

何したの?

辰哉

おねしょしちゃったらしい

なるほどね

辰哉

今日は不安定な日かも

俺、話してみるよ

辰哉

ありがとう
よろしく

康二、入っていい?

康二

ん……

康二

照兄…俺…俺……

ゆっくりでいいよ

康二

赤ちゃんみたいで
イヤや…グスッ
もう2年生やのに…ッ
うわぁぁぁ😭

大丈夫だよ

(内心:ほんとに不安定な日
なんだな)

しばらく泣き続け

康二

ヒック…グスッ……

落ち着いた?

康二

バシッ(照を叩く)

康二、痛いから叩くの
やめて
(康二の手を抑える)

康二

Σ(゚∀´(ω・´ )ガブッ
(照の腕を噛む)

痛いから噛まない

照side そういえば、最近康二の他害が 酷くなってきたな…ストレスとかも あるのかな?

辰哉

康二、噛まないよ

辰哉が康二を照から引き離すと

康二

ガリッ(辰哉の腕を引っ掻く)

辰哉

引っ掻かない

辰哉

照、一旦出よう

わかった

辰哉

康二の他害、だんだん酷く
なってんね

ほんとだね

辰哉

どうする?

どうするって?

辰哉

いや、あのまま放置って
訳にもいかないじゃん

たしかに、放置は
良くないね

辰哉

今のままだったら絶対誰か
怪我するし

病院連れてく?

辰哉

それはそれでまた荒れそう
だけど…

でも、何もしないよりは
マシじゃない?

辰哉

まぁね

俺、車出すから
病院連れてこ

辰哉

わかった
でも、康二がもう少し
落ち着いたらにしよ?

そうだね

30分後

辰哉

そろそろ行く?

うん

辰哉

康二、落ち着いた?

康二

辰にぃ…照兄…
痛い事してごめんなさい…

いわふか

いいよ

辰哉

康二今からさ、病院行こ?

康二

病院?

辰哉

うん

康二

……わかった

辰哉

(内心:意外と大丈夫だった)

長くなりそうなので一旦切ります!

つづく

この作品はいかがでしたか?

142

コメント

4

ユーザー

続きが楽しみです!

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚